校長日記

2009/7/7 火曜日

昨日の続きです。

各クラスの優秀班がＹａｈｏｏ！Ｊａｐａｎ本社を見学させていただきました。

	ミッドタウンに到着。初めて入るオフィスビルにドキドキ。「先生、この椅子、座っていい椅子ですか？」「ここで水を飲んでいいですか？」といちいちお伺いをたててきます。（「品女ですから」とは打って変わって「借りてきた猫」状態。たまにはこういうのもかわいいです。）
	まずは、会議室で説明を聞きます。
	いよいよ社内見学です。役員フロアーに向かいます。セキュリティーが厳しのが物珍しいらしく、写真を撮っています（許可をもらったところだけ）「こんなのがあるオフィスに勤めている人と結婚したい！」と言うので、「自分が就職する方が確実じゃない？」と口を出したら、「そうですね。頑張ります！」
	学年代表の班が井上社長と執行役員の方の前でプレゼンです。始まる前は、「緊張して涙が出てきました」なんて言っていましたが、演劇部の子が寸劇を交えたりしてなかなか堂々としていました。

内容は、先日の総合学習で「１０分」で考えた「教室の中のものをオークションに出すとしたら？」という課題の答えです。この班のアイディアは・・・

なんと、教室の「壁」の所有権！「商品を女子中高生に認知させたい会社が買って、口コミを呼ぶ。一方、自分たちにとっても情報が得られるメリットがある」とのこと。

井上社長からは、「いいところは企業と消費者の両方のメリットを考えていること。私たちもいつもそう考えてビジネスをしている。でも、所有権はもったいないから、利用権にして期限を決めてコマ切れにして売っては？」とコメントをいただきました。

役員の方からもコメントを頂きました。他にも、「（実際に使える企画を考えるのは）大変だと思う。やってみないとわからないことも多いが、それをどうしたらうまくいくか考えて」「どちらが正解か分からないこと、正解がないことを決めていく勉強がおもしろい」などのお話しがありました。

生徒から、「一日何時間くらい仕事をしていますか？」という質問があり、「会社にいるのは○時間くらいだけど、僕は仕事が好きなので、家に帰ってからもずっと仕事のことを考えています」とのお答え。子供達にも将来好きな仕事に出会ってほしいと思いました。　　

	その後、２班に分かれて、オフィスを見学。
	「テレビ版Yahoo!JAPAN」を搭載したテレビモニター。

実際の仕様書も見せてもらいました。生徒の目も真剣。
	個人のデスクも見せてもらいました。熱心に質問中。