2009/6/1 月曜日

このお行儀どうしましょう

カテゴリー: その他 — 漆 @ 15:07:08

今日は自宅学習日、静かな校内です。

生徒がいる日は・・・

ある日の昼休み、アメニティー・スペースを通りかかったら組み合わせソファーが1脚ずつ交互に倒れています。どう見ても悪戯です。近くにいた4年生に、「誰がやったか知ってる?」と聞いたら、

「私たちが来たときにはもうこうなったので現場は見ていませんが、青スカートにリボンタイの子達がいました」
「それに先生、こんなことやるのは1年か2年ですよ」
「なんだかオブジェみたいですね。私、こういうこと考える子、好きだな」(そんなことで好きにならなくていいから)

現場に落ちていた運動靴とジャージを拾って職員室へ。学年主任に渡して状況説明。その後、2年生だと分かり、すぐに「私たちがやりました」と言ってきました。正直なところはいいところです。

やった子と、見ていて止めなかった子も反省文を書いてきました。

「偶然1脚倒れた形が面白くてついやってしまった。幼稚園レベルのことをしてしまった。よく考えたら沢山の人に迷惑をかけてしまった。後輩ができて見本にならなくてはいけないのに。これからは止める側の人になりたい・・・」

学校に慣れ、友達といるのが楽しくて仕方ない時期なのでしょうが、そのために周りが見えなくなることもあります。これが校外であればもっと多くの方に迷惑をかけてしまいます。自分たちのしたことが周囲にどんな影響をもたらすのか、想像力を働かせ、公共心のある人に育ってほしいです。

放課後、今度は3年生。階段の踊り場に何人か集まっています。私を見つけると、

「先生、セーターが汚れちゃいました。黄色はもう作らないんですか?」
「ロットっていってね。やめたものをまた作ろうとすると一度に大量に作らなければならないのよ。今あるものを大切に着てね」と説明しつつ、セーターを見ると、お腹のところに黒い線が点々と。
「どうしたの?」と聞くと、
階段の手すりを指さして、「滑ろうとしたら・・・」(なぜそれを私に言う?)
私「そもそも、そんなことしたらだめじゃない!」
「中3ってそういう年頃なんです」
私「それは中3じゃなくて小3でしょ!中3っていうのはもっと精神的に反抗期になるの」
(先日の保護者会で、今年の3年生は例年に比べて落ち着いている、とてもいいスタートを切っていると申し上げましたが、デビューが遅いだけかもしれません)

「こんなことまで書いて」と身内には叱られるかもしれませんが、これもうちの生徒の一面です。
保護者の皆さま、学校でも根気よくマナー指導をしていきますが、基本的な日々の躾をよろしくお願いします。

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