統合学習 2年生 田植えとおせんべい
2年生のテーマは「日本を知る」です。日本の主食である米について、総合学習の日はおせんべいを作っている企業の方からお話を聞き、校外授業では田植えを体験しました。
(私は、他学年についていたので、いろいろなクラスの担任ブログから写真と文を拝借してお伝えしますね)
まずは総合学習から。
新潟県長岡市からはるばるお越しいただきました、(株)岩塚製菓の方による「五感で知ろう!お米のおいしさと米加工品」の講演がありました。この日に備え、前日から上京して体育館にてリハーサルまでして下さっていました。また、本校の28プロジェクトにちなんで、まさに今28歳という石田さんという女性がお話をして下さいました。
石田さんは国立大学の工学部の出身で、たいていは技術職に就く人が多い中、せっかく働くのだから自分の好きなものを扱う仕事にと、お菓子関連の企業を選ばれたそうです。中でも、非常に憧れを抱いた方がいらっしゃった岩塚製菓に入りたいと思い、入社されたとのこと。
最初は商品開発などの企画の仕事をし、現在は広報課にてお仕事をされているそうです。こういったお話を聞くことができるのも貴重でした。
続いて、映像を使って岩塚製菓のおせんべいがどのように作られるのかを見ました。お米が手間をかけておせんべいとなり、出荷されていく様子を見て、生徒たちも非常に興味を持ったようです。
おせんべいになる過程ここで、岩塚製菓からサプライズが!なんと、前日できあがったばかりのおせんべいを全員試食させてもらえることに!大歓声が起こり、あちこちから「おいしいっ!!」という声が聞かれました。
写真:お土産まで頂いてしまいました。若手の女性社員が考案した製品だそうです。これは家に持ち帰るように言いましたがご家族で召し上がりましたか? その後、お米という食品についても、お米は体を動かすための大事なエネルギー源であるので、特にダイエットなどを気にする中高生は、逆にしっかり食べて欲しいというお話がありました。この言葉、やはり響いた生徒もいたようで、感想では「これからはちゃんと食べたい」「今まで朝はパンが多かったけれどご飯を食べるようにしたい」という声が多くありました。
岩塚製菓さんには来年度の企業コラボでもお世話になる予定です。本校についての記事を日経の雑誌で社長さんがご覧になり、ご丁寧なお手紙を頂いたのがご縁の始まりでした。
さて、引き続き、校外学習です。
田植えです。 | |
餅つきもしました。天気がよくてよかったです。 |
*生徒の感想
足が沈んでしまったり、うまく葉が立たなかったりで大変なのに、農家の人が毎年やっているときいて、すごいなと思いました。あの作業を長い時間やるのは大変なので、もっとお米を大切にしなくてはいけないと思いました。