防災訓練
水曜は防災訓練を行いました。
地震で火事が発生した状況を設定して避難訓練をします。
机の下にもぐっています。地域の避難場所まで3年生が代表で移動しました。(全校が移動すると大変なことになりますからね) | |
テキパキ移動し、昨年よりさらに時間が短縮されました。(えらいぞ3年生!) |
通学路別のグループに分かれて集まったあと、消防署の方から全校テレビ放送でお話しがありました。
生徒の避難の様子でよかったことは、みんなハンカチをもって移動していたこと。
(よく、テレビドラマなどで煙をすってゴホゴホいうシーンがありますが、一酸化炭素はすったとたん倒れるそうです)
悪かったことは、机の下へのもぐり方。(身体を隠して様子を見るために頭を出している子がいたそうで、場所が狭ければ「頭隠して尻隠さず」が正解だそうです)
小学校などで、避難時の注意を「お・か・し」と教えますが、「お・か・し・も」で、大事なものがあっても決して「もどらない」ことが大切だそうです。
「消防署の町田っていいます!」から始まったお話しがとても分かりやすく、そして生徒が楽しく聞けるように工夫してくださるので、放送室でライブで見ていた私は思わず頷きながら聞きいってしまいました。
あっという間に時間が経ち、チャイムが鳴る時間になってしまったので、あわてて担当者に「私の話、無しでいいから」と伝えました。「校長先生のお話がカットになってしまってすみません」と恐縮していらっしゃいましたが、むしろその方が生徒の印象にしっかりと残ったことでしょう。
非常時には、普段考えなくてもできている簡単なことができなくなります。日頃から、「もしここで何かあったら自分はどう行動するか」とシミュレーションしておきましょう。
町田さんは28歳だそうです。卒業生にも消防庁に入った子や救命士になった子がいます。そのうち、防災訓練に卒業生が来て在校生を指導してくれる日がくるかもしれません。