アラサー世代の卒業生と③
少し間が空きましたが卒業生の話のつづきです。
話が家庭の話題になり、「なるほど。もしかするとこういうことも28プロジェクトの一環で伝えていかなければならないのかな」と思ったことが。
結婚後、小さな生活習慣の違いが積み重なって大きなストレスになることもあるという話。例として出たのが「タオルの使い方の違い」
結婚数年の卒業生。自分は家族一人ひとりが自分のタオルを使って2~3回使用してから取り替える派。夫は共同で使って毎回取り替える派。これがどうしても合わなくていやだとのこと。
どうしたらいいかときかれ、「じゃあ、自分用はバスローブにしたら?ご主人が絶対使わないようなかわいいの」といいました。
私は「相手を変えるより仕組みを変える派」なので。些細に見えても人の行動の奥には価値観が隠れているので、むやみに否定すると相手の実家や人格を否定したように感じさせることもありますから。
以前、アメリカのトップリーダーの女性を取材した方に生徒向けの講演をしていただいたとき、「ワーク・ライフ・バランスにはパートナーとの協力がかかせない」という話があり、夫婦が互いのキャリアを支援するため、家庭に軸足を置く時期を交互に作ったライフプランを見せてもらいました。
先日も、大学生と話していてパートナー選びの話になったら、「そういう話こそ、在学中にしてほしかった」と言われましたが、まさか朝礼で話すわけにもねぇ・・・。
これは、卒業生の「白ばらカレッジ」に托しましょう。
(卒業生が作ってくれた白バラのライトに光をともしました。卒業生ルームにあります)