2008/1/11 金曜日

教科イチオシ見学会⑥『東京ガス新宿ショールーム』

カテゴリー: 28プロジェクト:社会 — 漆 @ 12:06:19

594.jpgこれも家庭科、引率の田口からの報告です。

『東京ガス新宿ショールーム』は『快適か、省エネか』の時代から『快適で省エネ』へと変わってきていることを学び、体験できる施設でした。

地球温暖化の危機が叫ばれている今、できるだけ環境にやさしく、かつ快適な生活を求めたとき、それを両立させる賢い設備の基本知識を担当者の方に教えて頂きました。

単なる機器・設備の紹介ではなく、家族の多様化が進んでいる状況で、ライフステージ別にそれぞれの家族のニーズに適 したモデルキッチン(ヤングファミリー層には子供に目が届くようにオープンキッチンに、シニアカップル向けには本物志向にあわせてワインセラーが設置され ているシステムキッチンなど)、いろいろと細部まで工夫し、それぞれにこだわりを感じさせるものでした。

ガスコンロとIHヒーターの違いについては、実際に別々にチャーハンを作って頂いたものを試食し、その違いを体験しました。短時間に高温でたんぱく質を固め、余分な水分を蒸発することができたチャーハンの味はとても美味しかったようです。

キッチンコーナーでは、揚げ物も炊飯も自動調節してくれるコンロ、においのつかないグリル、掃除のいらない換気扇、ボタンひとつで食器棚がおりてきたり、シンクの下が椅子になっていて、座って調理できるシステムキッチンなどを紹介・説明して頂きました。

その他、シニアシミュレーションを体験したり、床暖房と温風暖房の違いを体感したりと、『快適で省エネ』を提案しているライフスタイルとサービスを知ることができたようです。

帰路、バスで一緒になった1年生が、頂いたガスコンロを使ってのレシピを見ながら、お母様に作ってもらおうと楽しそうに話していました。お料理作りにも興味を持ってくれたようです。冬休み、ぜひお手伝いして下さいね。

(写真:ヤングファミリーのモデルキッチンを紹介して頂いている様子)