2015/1/20 火曜日

活け花の授業が始まりました

カテゴリー: 28プロジェクト:日本,受験生 — 漆 @ 17:27:15

今日から入試の願書の受付が始まりました。私が7時半頃学校に着くと、すでに数人の方がお越しになっていました。入試もいよいよ本番です。

私は国語が専門なのですが、試験問題を作成したり、他校の問題を解いたり、受験生を指導したりしたときの経験をまとめて、「国語であと5点」というシリーズをブログにアップしたことがあります。過去問を最終点検するこの時期にお役に立つかもしれません。

さて、2年生ではいけばなの授業が始まりました。初回の様子をご紹介します。

ご指導いただいている州村先生は10歳から活け花をなさり、中学生の時には師範になっていらしたそうです。今は、指導者の指導や、活け花のディスプレイ、イベントなどをなさる傍ら、世界各国で個展やデモンストレーションなどをして活け花の普及をなさっています。本校では日本文化を学んだ後に世界に出るということを大切にしていますが、そんな生徒達の将来に向けて、様々なお話をしてくださいました。

 海外でデモンストレーションや個展をなさったときのエピソードなど写真を見ながらのお話。
 色とりどりのお花と花器が目の前に。
 生徒のリクエストで花器とお花を選び、その場で活けてくださいます。
 後ろの方の子は見やすいところに移動して食い入るように見ています。
きれいな花器があるのですが、おもしろがってやかんと水差しをリクエストしたクラスが!それでも素敵な作品に。どんなものでも水が入れば花器になるんですね。
 ということで、こちらは・・・・口紅のキャップとマジックのキャップです。こんな小さな活け花の世界もあります。私も先週の日曜にこれを教えていただいて、今、窓枠に飾っています。

家のほんのちいさな空間でも花があるとないではその場に流れる「気」が変わります。活け花の授業を通して、日本文化を学ぶと同時に、日々の心を豊かにする「花のある生活」を体験してもらえればうれしいです。

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