考え方のクセ・バトン部、フラワーアレンジ部より
今朝はちらちら雪が舞う空模様、冬も本格的になってきました。入試シーズン、体調管理に気をつけましょうね。そして、明後日は合唱祭ですので喉を大切に。
先週、今週と東京都私学協会の新年の顔合わせの会が続きました。他校の校長先生方とお話ししていると、アクティブラーニング、課題解決型学習、ICTの活用、オールイングリッシュの英語授業など、21世紀型学習に向け、試行錯誤をしている学校が多いことをあらためて感じます。
「これは、一緒にできそうですね」「これは是非、教えてください」「これは、いつでも見に来てください」などという会話になり、他校で企画しているワークショップにご招待もいただきました。東京は高校では公立より私学が多いので、その分、私学が地域の教育に果たす役割も大きく、つながりが強いのが特徴です。これからも互いに協力し、よりよい教育環境を提供していきたいと思っています。
私学の卒業生、在校生のおやごさんが主催する私学の会もありました。本校は来年90年になりますが、100年以上の学校も多く、こうして、各校それぞれの建学の精神を大切に、それに賛同してくださるみなさまに支えられ存続していくのも私学ならではの特徴です。
さて、カウンセリングルーム便りから「考え方のクセ」についての特集をご紹介します。合唱祭でみんなで協力して一つも目標に向かう時、一人一人の考え方の違いてぶつかることもあります。そんなとき、人にはそれぞれ「考え方のクセ」があることを知っているだけで、気持ちが楽になったり、人間関係がスムーズになったりすることがあるかもしれません。
次の中で、自分の考え方に当てはまるものは、ありますか?
1.0か100かと極端に考えてしまう。
「試合で準優勝だったけど、優勝しなかったら意味がない。」「100点を取れなかったから、ダメ。」
2.注目していることにしか目が行かなくなってしまう。
「数学は50点、英語は100点。数学が50点なんて最悪。これから先も真っ暗…。」
3.注目していることは、過大評価し、それ以外は過小評価してとらえる。
「数学は100点で、苦手な英語は70点。英語が70点しか取れなくて、すごくダメ。数学は100点取っても、得意だから、それだけのこと。」
4.ちょっとしたことや少しあったことを取り上げて、全部がそれと同じ結果になると考える。
「友達を誘ったけど、断られた。私はきっと、他の子を誘っても断られる。」
5.何か起こった時に、自分のせいだと決めつける。
「友達が朝から不機嫌だけど、私が何かしたからかもしれない。」
6.根拠もないのに、想像で決めつける。
「友達におはようと言ったのに、返事がなかった。嫌われているに違いない。」
7.こうするべきだと自分を縛ってしまう。
「リーダーだから完璧にするべきなのに、少しうまくいかないところがあった。私はリーダー失格。」自分に当てはまる考え方はありましたか?
ネガティブに考えやすい人は、共通して上の「考え方のクセ」を持っていると言われます。
自分はどうだろうかと考えてみてください。
また、今は当てはまらない人でも、うまくいかなくなったときに、上の「考え方のクセ」にはまっていることがあります。
自分自身のクセをキャッチし、ぜひ、「本当にそうか?違うかもしれない」と問いかけてみてください。
たとえば6なら「友達には聞こえなかっただけかも」と考えることもできますね。
考え方を変えることで、落ち込んでいたこと、ネガティブにしか考えられなかったことも違って見えてくると思います。
一人では考え方を変えるのは難しい…という人は、ぜひルームに来てくださいね。
さて、いかがでしたでしょう?事例が生徒向けになっていますが、おやごさんも、親子関係に当てはめて考えて見てはいかがでしょう?お子さんに対しては愛情がある分、「考え方のクセ」が強く出がちです。これをヒントに一息ついて客観的に見ることができれば、力が抜けてお子さんとの関係がよりよくなるかもしれません。
*フラワーアレンジメント部の作品が、東京ドームで2月14日(土)~2月22日(日)に開催される世界らん展 ミニチュアディスプレイ部門に展示されます。らん展に出展するので入場券が2,200円のところ1,200円で購入することができます。希望者は1月30日までに北澤先生に申し込んでください。
*バトン部が1/31(土)関東バトントワーリングチームコンテストに出場します。
日時:1月31日(土)11:00~16:30(10:50から入館可能)
本校のタイムスケジュールはHPをご確認ください。
会場:横浜文化体育館
主催:日本バトン協会関東支部
※当日券(1620円)は10:30から体育館外の入場券売り場で販売(無くなり次第、販売終了)。