2015/1/22 木曜日

ストレスに強くなる

カテゴリー: その他,保護者 — 漆 @ 17:16:20

昨日に引き続き、カウンセリングルーム便りから「ストレスに強くなる」をご紹介します。カウンセリングルームは保護者の方も利用できます。お子さんの悩みでなくても、ご自身の悩みが解決することでお子さんとのコミュニケーションがより円滑になることもあります。専用電話もありますので、遠慮なくご連絡くださいね。

新年おめでとうございます。今年の目標は決めましたか?カウンセリングルームでは、今年もみなさんが自分らしく元気に過ごせるよう、お手伝いしていきたいと思っています。
今年の目標を達成しやすくするために、「自分が何をストレスと感じるか」を知り、「ストレスに強くなる身体と心づくり」を心がけてみませんか?

■あなたがストレスに感じるのはどんなこと?
ストレスの原因・要因のことを「ストレッサー」といいます。
ストレッサーについては色々な研究がなされてきましたが、心理学者のラザルスは、大きなライフイベント(身近な人の死や自分の病気・怪我など)よりも、日常のいらだつような出来事が、病気の発症にも、より関連が深いと考えました。
~ あなたにとって、どんなことがストレスになりますか? 紙に書き出してみましょう ~
自分のストレッサーに気づいていると、ストレスを感じた時にすぐ対処できたり、回避する行動を取ることができたりしますね。

■ストレスに強くなる身体づくり・心づくり
ストレスに強くなるためには、日頃から身体づくり・心づくりが大切です。
次の項目を見て、自分に当てはまるものを鉛筆で、これからやっていきたいものには赤ペンで1つ、チェックをしてみてください。

□運動している(週2~3回)
□バランスの良い食事をとっている
□朝食を食べている
□1日3食食べている
□熟睡できている
□毎朝同じ時間帯に起きる
□オンとオフを使い分けている
□毎日リラックスする時間がある
□水分をたくさんとっている(食事の水分量も含めて1日1.5リットル以上が理想です)
□相談できる人がいる
□目標がある
□困っている人がいれば助ける
□失敗しても次に向かってがんばる
□自分の気持ちを話せる人がいる
□変えられないことをくよくよしない
□毎日予定を詰め込みすぎない
□人間関係いい時もあれば悪い時もあると思う
□よく笑う

いかがでしたか?
鉛筆でのチェックが少なかった人は、家族や友達に協力してもらうことも良いでしょう。
日々の生活の中で、ストレスにうまく対処できるとよいですね。

「大きなライフイベントより日常のいらだちがいけない」ドキッ!年始に胃が痛くて寝込んいましたが、ちょうど年末に受けたドックの結果が上がってきて、医者から「胃にタコのようなものができていますよ。これは胃炎を何度も繰り返し痛めつけた証拠。忙しくてストレスのある人の特徴です」と言われてしまいました。私もこれをチェックして生活を見直さなければ・・・。

*特別講座や保護者向け講演をしていただいたこともある藤巻健史さんから、御著書「日銀失墜、円暴落の危機」を頂きました。図書室に入れました。