特別講座(Global Math 2014)
週末はセンター試験がありました。4・5年生もセンター試験同日体験をしました。今日、6年生はセンターリサーチを行いました。
受験は人生の縮図とも言えます。結果が思い通りだった人、思わしくなかった人、様々だったと思います。これからの入試期間、うまくいったことからは自信と謙虚さを得て、うまくいかなかったことからは切り替えと次に向けての対策を学び、ひたすら、一歩一歩前に向かって進んでいってほしいです。振り返ったとき、短い期間でおどろくほど成長した自分に気づくはずです。
応援しています。
今日ご紹介するのは、継続的に行っている数学の特別講座の様子です。こうした試みが将来の進路を考えるヒントになることを願っています。
担当の中山からの報告です。
昨年度に引き続き、ベネッセコーポレーションにご協力いただき、特別講座「Global Math 2014『世界中のプレイヤーから、いいね!をもらえる数学ゲームの企画を考えよう!』」を2学期に4回にわたり実施しました。
Global Mathとは、世界中のプレイヤーは良質なゲームをプレイでき、世界中のクリエイターは自分の作ったゲームを披露出来る、数学的思考力が身につくようなゲームが集まるプラットフォームです。
クリエイターは、数学的思考力が身につくようなゲームを考えて制作し、様々な国のプレイヤーから自分のゲームへの評価をもらうことが出来ます。
もちろん、その過程で数学的思考力が磨かれることも期待出来ます。
プレイヤーは、様々なクリエイターが制作したゲームをプレイして、数学的思考力を鍛えることが出来ます。 本校からは、中1と中3の生徒たちが新しいゲームをクリエイトしよう!と参加しました。
昨年度も参加した生徒も再び参加するというリピーターも出る講座です。4回の内容は以下の通りです。
【 第1回:Global Mathのゲームを実際にプレイして本講座の最終ゴールを知る。】
まずはプレイヤーとして、すでに世界中でプレイされているゲームを自分たちでやってみて、今回の企画がどのようなものであるかを把握します。最後にそれぞれがプレイしたゲームに対する気づきを発表してもらいました。
そうすることで、そのゲームと良い点や数学の力をつけるために役立つと思う点について生徒たち自身,気がつくことができたのだと思います。
そうすることで、そのゲームと良い点や数学の力をつけるために役立つと思う点について生徒たち自身,気がつくことができたのだと思います。 【第2回:「Super Shape Shot」ワークショップ】
紙ベースでおこなう、ゴルフのショットをイメージしたゲームをおこないました。【第3回:チームでディスカッションしながら、オリジナルゲームの企画を考える。】
いよいよグループに分かれて、自分達でオリジナルのゲームを考えます。 前回の内容をふまえて、どのようにすれば数学的思考力を育成するゲームになるのか一生懸命に検討していました。 【第4回:チームで考えたゲームをプレゼンしよう。】
審査員の方々の前でプレゼンしました。
このプレゼンで、審査員の方々からいただいた評価をもとに、3月の最終コンテストに進むチームが4チームあります。しっかりブラッシュアップして臨んでくれると期待しています。
*早稲田学報(2015年2月号)が「○○士」という資格のある職業特集で、生徒の参考になりそうなので図書室に置いておきます。
*今年も高校生のための起業家育成講座「NES2015」が本校を会場に行われます。参加した高校生同士で構成するグループワークと、東京大学公共政策大学院教授・慶應義塾大学政策メディア研究科兼総合政策学部教授の鈴木寛先生等、各界からのゲスト・ティーチャーによる講義が行われ、最終回はビジネスプランコンテストになります。本校からも4,5年生の希望者が参加できます。将来に向け視野とネットワークを広げる最適な機会になることでしょう。