特別講座 品川ヒロシさんのシナリオ学③
明日は文化祭です。生徒たちは一生懸命準備をしてきました。
暑くなく、雨がふらず、ちょうどよいお天気でありますように。
品川ファミリーのみなさん、一緒に祈っていてくださいね。
*第67回国民体育大会に水泳部の小畑さんが東京都代表として出場し、自己ベストを出し、チームに貢献しました。
400mリレー第2位(第3泳者) 400mメドレーリレー第2位(第3泳者)
*ジャーナリストの櫻井よしこさんの特別講座が10月2日に行われます。本日、案内を配布しました。(1~5年生対象)
では、シナリオ学 特別講座の続き、担当の伊藤から報告です。
第3回:「シナリオ研究&分析~映画(作品)を知ろう~②」
【内容】
①宿題映画「ドロップ」の感想を生徒達にインタビュー
②「ドロップ」の台本について解説
③「ドロップ」に収録されているショートフィルムの鑑賞・解説①②→・フック(先生は伏線を「フック」と呼んでいます。)の使い方。
・ほかの映画がよくやる実景での場面展開ではなく、台詞で場面を展開させる。
・「都合のいい展開」を織り込むことで自然にさせる。
・下手な演出を一工夫して、新しさを出す(王道はそれとして押さえておく!)。
などの説明がありました。②→「あて書き」について(役者をイメージして台本を書く、という方法)。
たとえば、モデルとなる人物をイメージしていれば、口調などが決まってくるので、台本を書くときに役立つ、等。③→ショートフィルムを作る場合は、役者の予算の問題がある、など。(本物の映画のほうに出ている役者をそのままスピンオフに使えるかどうか、は予算が絡む、らしい)。
ちなみに、、、
こばなし「最初に起用しようと思っていた人が、その当時仕事で忙しく、食事に誘っても来なかった。
別の人物を食事に誘ったら来たので、その人を起用した。その人は、今や売れっ子になっちゃって。」などの裏話を聞けました。こういう事情も、作品制作に関わってくるそうです。
こういったお話を聞けて、生徒たちも楽しそうでした。
また、①のインタビューで品川先生もどんどん生徒を指名して感想を聞いたので、前回よりもお互いにリラックスした雰囲気になっていました!その他、どんな台本を考えようか、ということで生徒たちと話しながら、「文化祭」の話題に。
生徒と先生でネタ案を出し合いながら、盛り上がりました。次回までの宿題は、「学園」というテーマにしぼって、各自台本の「軸」を考えてくることになりました。