エキュートの冊子制作・10教科イチ押し見学会(東京証券取引所)
修学旅行を来週に控え、だんだん追詰められてきた私。目の前には仕事がいっぱい。こんなときに限って急なことが入る。15分のアポが入る隙間がない。この時期、毎年のことなのに、どうして成長しないのか・・・(成長期が終わってるから?)
今日、りっぱな「修学旅行のしおり」をもらいました。学年末テストをうけつつ修学旅行準備もちゃんとしている生徒達がまぶしく見える今日この頃です。(きっと今年も「大人はカードとパスポートさえあれば大丈夫」と呪文を唱えながら当日トランクを詰めたりしているのでしょう)
教科イチオシ続きです。引率の渡辺から報告です。
東京証券取引所では、東京証券取引所で何をやっているのか、会議室で1時間程度の説明を受け、その後東京証券取引所内部の見学をしました。 まず、会議室で経済の基本的な内容をビデオと講義で学習をしました。
会社を経営し、新製品を開発したり、新しい工場を建てたりすると、長い期間にわたって多くの資本が必要になります。
その資本をどこから集めるのでしょうか。
銀行から借りる方法と株式を発行する方法などがあります。
銀行から借りる方法は、銀行から借金をするので利子をつけて返さなければいけません。一方で、株式を発行する場合は、多くの人から資金を出してもらうことができて、出資金は返済の必要がないので、安定して資金を使用することができます。
資金を出してくれた人を株主といい、株主には会社の所有者として様々な権利があります。
持っている株数に応じて会社の利益に応じて配当金がもらえます。
株主総会に出席して意見を言うことができます。こうした株式会社のしくみは、世界では1602年のオランダ東インド会社から、日本では明治時代から行われている仕組みです。
こうした株券を売買したい人は、日本全国・世界各地に多くいます。
株の売買を取り次いでいるのが証券会社です。
そしてスムーズに株券の取引をおこなうため、証券会社を通じて東京証券取引所に集められて売買しています。堅苦しくなりそうな経済の話でしたが、身近な例をあげて説明してくださいました。
携帯電話各社の戦略や東日本大震災等の天災が及ぼす影響、韓流ブームと経済の関わりなど、今後の様々な新聞記事をみて、経済との関わりを考えるきっかけとなった講義でした。
講義が終わると、東証ARROWSの見学をしました。
会議室を出ると、ニュースでも良く目にする、マーケットセンターがありました。
マーケットセンターの上部では取引が成立した株価が回っています。
良くみていると、回るスピードが変わるのです。
これは取引が増えれば早く動き、取引数が少なければゆっくり動きます。オープンプラットホームには巨大スクリーンがあって、着々とかわる上場会社の株価やTOPIX、日経平均株価などが表示されています。
ここでは、新規上場セレモニーなどが開催される多目的スペースです。
12月16日教科イチ押し見学会の当日も、新たに新規上場企業があり、セレモニーが行われたそうです。
その後に、2階にあがって、各テレビ局の放送局や新規上場会社セレモニーで打ち鳴らされる鐘などを見学しました。90分の講義と見学でしたが、分かりやすい説明をしていただきました。
経済に大変興味がわく内容で、あっという間に90分が終わってしまいました。
ありがとうございました。