2012/2/18 土曜日

⑦教科イチ押し見学会(済生会横浜市東部病院)・部活報告

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,クラブ — 漆 @ 15:27:54

一雨ごとに春が近づいてきたと思っていたら、また寒さが戻ってきてしまいましたね。でも、その分、校内のヒマラヤ桜が長持ちしています。桜も6年生の受験を応援しているのかなぁと見上げています。

この桜のように、最後の試験日まで、悔いのないよう力を出し切ってくれることを祈っています。

緊張したら、6年間の品女生活で楽しかったこと、面白かったことを思い出して気持ちをあげてくださいね!

さて、教科イチ押し施設見学会のつづきです。引率の直井からの報告です。

横浜市東部病院には、卒業生が臨床工学技士として働いています。今回は、看護師・薬剤師・臨床工学技士・放射線技師・リハビリ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)・臨床検査技師のお仕事を見学させていただき、その仕事内容について丁寧なご説明をいただきました。
当日参加した2~5年生はいづれも医療に興味のある23名です。どのお仕事も興味深く、たいへん勉強になりました。
ご説明いただいた内容を少しずつご紹介いたします。

◆看護師
患者さんとその家族がもっている『回復力』を促進できるように支援している。学生時代は英語・数学が苦手で「将来日本で暮らすし‥」「こんな難しい問題やってもしょうがない」と思っていたが、英語の論文を読んだりすることも多く、勉強は1つも無駄なことはなかったとわかった。今やるべき事をしっかりやりましょう。
※お話は病院内でいちばん高価な病室でうかがいました。(ホテルみたい!)と思わず言っていました。

◆薬剤師
約3万種類の薬がある。患者さんの手に届くまでには何回もチェックされる。薬剤師はいろいろな場所で活躍できる仕事。
※薬が保管されている金庫のような場所も見せていただきました。

◆臨床工学技士(卒業生)
救急救命などで、生命を維持するためにいろいろな種類の器械を使用している。医師、看護師とともに患者さんについて話し合い、患者さんにとってよい方法を考えている。
※酸素マスクを実際に体験させていただきました。正常に呼吸できる人には苦しいようです。

◆放射線技師
ここ何年かフィルムは使用せず、パソコンですぐにデータを見ることができる。時間がかからず、患者さんをお待たせすることもなくなった。
※アンパンマンのぬいぐるみでレントゲンを撮るところを見せていただきました。10秒ほどでパソコンにはアンパンマンの内部がうつし出されました。

◆リハビリ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
それぞれの患者さんにあった自助具を使うなど、日常生活が送れるようにリハビリをおこなう。
※実際に自助具をつけさせていただきました。

◆臨床検査技師
血液などを調べる。菌の種類はとても多いので、覚えるのは大変。また、新しい菌もできるので研究会に行ったりと日々勉強が必要。
※顕微鏡にうつるブドウ球菌を見せていただきました。

はじめて見せていただくもの、説明していただくお話に2時間半はあっという間でした。
病院の方々に大変ご貴重なお時間をいただき、素晴らしい体験をさせていただく事ができました。

*第53回日本選手権水泳競技大会(東京辰巳国際水泳場)
に小畑さんが出場しました。
本年はオリンピックイヤーということもあり高いレベルの戦い
となりました。4月にはオリンピック選考会にも出場します。

競技結果
50mバタフライ18位
100mバタフライ22位
200mバタフライ22位