華道の授業2回目
華道の授業2回目の様子です。
今日はいよいよ実習です。
まずは先生からレクチャーがあります。
「お花は生き物なので大切に扱いましょう。楽しんで活けるとお花にも伝わります」
「お花の顔をよく見て、いちばん綺麗な表情のところを活かしましょう」
「水切りをするとよく水を飲みます」
先生の言葉遣い一つ一つにお花を大切にする気持ちが表れています。そんな優しい気持ちも生徒たちに伝わっていきます。
終了し、「では、片付けてください」といわると、「ええ~もったいない」という声が。
「おばあちゃんがよろこぶから全部持って帰ろう」
「剣山がほしいんですが、どこに売ってるんですか?」
「これ、○○ちゃんにそっくり!人が出る。芯が強いところが出てて」
「私の作品、何となく騒がしい感じがする・・・」
「植物にも裏表があるんだ~」
会話を聞いていると、生徒一人ひとりが色々な感じ方をしていることが伝わってきて私も楽しいです♪
数回の授業ですが、一度体験しておくとしないとでは、将来、大きな違いが出てきます。
毎日の通学路で、道ばたの植物を見るときも、ホテルのロビーで活け花を見るときも、これまでは目に入らなかったものが見えてきます。
そうして、積み重ねた年月は生徒達の人生をきっと豊かにしてくれることでしょう。