華道の授業①
2年生の総合学習のテーマは「日本を知る」です。3学期は華道の授業を行いました。シリーズでご紹介します。
先生は草月流理事、活け花作家の州村衛香先生です。日本国内だけでなく、外務省のお仕事で世界各国を回られたりとお忙しい中、生徒のためにお時間をとってくださいました。
先生のブログ:ベトナムにいらしたときのお話しが楽しいです。
活け花の歴史や文化のお話しを伺い、先生の作品の映像を見ながら活け花について学びます。
画面に映っている写真は、先生が活けていらっしゃる渋谷のセルリアンタワーのお花です。(サプライズに、12月に私が予習のためグランドプリンス新高輪にある先生のアトリエで活けたお花の写真を混ぜておきました) |
お花の説明を聞き、葉っぱの香りを嗅ぎます。 |
先生のデモンストレーションを見せていただきました。
先生が葉っぱを丸く整えていっらしゃるうちに間が裂けてきました。 |
「今、私はチャレンジをしているんです。どの花を使うかあらかじめ決めずにこの瞬間に渡されたもので活けていきます」 |
活け花はもともと武士のたしなみだったそうです。仕事の時と同じように決断力や瞬発力が大切なんですね。(生徒は知らないのですが、先生のデモンストレーションは5クラスすべてが異なるイメージの作品でした。全クラス見ていた学年主任がびっくりしていました)
先生が葉を下に茎を上に活けていらっしゃるのを見て、生徒思わず、「わ~、すごい発想!」 次回からは、中学生らしい自由な発想で活けてほしいです。 |