教科イチ押し見学会⑬ TBSビッグハット施設見学
教科イチ押しの続きです。引率の木村からのご紹介です。
卒業生の中には、アナウンサー、番組制作者など放送業界で活躍している人もいます。この日の見学がきっかけになって後に続く子もでるかもしれませんね。
高1, 高2の11人がTBSのビッグハット(放送センター)を訪問しました.
ロビーにて, 会社のこと, TV番組のこと, ラジオ番組のことなど, 10分ほどの説明DVDを観ました. 途中, TBSのマスコットキャラクターBooBoが来てくれました.入構する際の注意を聞いた後, いざ講内へ.
ロビーから構内への出入り口は駅の自動改札のようになっており, 警備員が3人. 近づきがたい雰囲気が漂う中, 少し緊張気味で入講. 入ってすぐの壁には, 好視聴率番組が貼られていました.エレベータで上の階へ, 最初に案内されたのは, 倉庫でした. ここにあるのは番組のセット. 収録のたびにスタジオに運んで組み立てて, 終わったらばらすのが基本だそうで, そのため, 軽いベニヤ板や発泡スチロールでできているとのこと. 白ばら祭と変わらないなと思っていたら, 追加で説明があり, 装飾はプロが施し, 照明も強くあてるので, カメラを通すと, 素材の安っぽい感じはなくなるそうです.
写真の通路はTV番組「オールスター感謝祭」のコーナー「赤坂5丁目ミニマラソン」で使用されるコース. 右側の赤い壁の向こうは, あの「心臓破りの坂」だそうです.次はスタジオに案内されました. TV番組「水曜ノンフィクション」のスタジオセットです. バレーボールコートが2面とれる広さがあるそうです.スタジオの端には一周このような溝があります. なんのためだか分かりますか? スタッフ用の通路かなと思っていたのですが, 生徒が質問したところ, 音響効果のためにあるそうです. あることを知らずにタレントさんが落ちてしまったこともあるそうです. 次のスタジオへは, 大道具搬入のためのエレベータで移動. ついでに記念撮影です. 周りには14尺9寸など, 長さが尺貫法で書いてありました. メートル法はあまり使われないそうです. 次のスタジオセットはTV番組「イブニング・ファイブ」です. 平日の同じ時間帯に放送される番組なので, セットはばらさないことを前提に, 上質な素材で作ってあるそうです. 同じスタジオ内には, お天気コーナーで使われるクロマキー合成用の緑一色の壁・床とTV番組「NEWS 23」のセットがあります. また, プロンプターカメラという, ニュース原稿が映し出されている画面の中にレンズがあって, カメラ目線のまま原稿が読める特殊なカメラもありました. 1台2千万円以上!!もするそうです. 最後に, サブ(副調整室)を見学. 番組制作用機器を操作し, 音声, 映像等を調整するための操作室だけあって, いろいろな機材がたくさん並んでいました.一般には見学できない学習目的のツアーなので, とても良い経験になったと思います. 見学した中から将来, 放送業界で活躍する生徒が出るかもしれません.