多様性を考えた一日
昨日は、学校に顔を出してから、議員会館へ。そのあと、文科省の国立教育政策研究所の評議員会へ。そしてまた学校という一日。
議員会館では、ユニバーサルマナーの検定などでお世話になっている、ミライロの垣内代表を小泉進次郎議員にご紹介してきました。 |
垣内さんは本校でも講演をしてくださったことがあり、その後、2020年までに全校生徒がこの検定を受けて、障害のある方や高齢者の方とコミュニケーションする際のマナーを身につけることを目標にしています。生徒にアンケートをとると、身体の不自由な方のお手伝いがしたくても、声をかけられない子が大半です。「何かお手伝い出来ることありますか?」という言葉を一つ知っておくだけで、行動が変わります。バリアフリーのお店のある地図アプリの作成などでもコラボさせていただいています。
この日も垣内さんの話は目から鱗が落ちるようなことばかりで、多様性が今後ますます社会の発展を支える時代になることを実感しました。小泉さんも今後も是非、話しを聞きたいと連絡先を交換していました。そこで、判明したことが!このお二人、誕生日が同じ。これも何かのご縁でしょう。
小泉さんは本校の特別講座にも来てくださったことがあり、福島の学校を応援するなど、教育にもとても熱心な政治家です。このお二人のように、志高い、若い世代が社会の様々な分野で活躍していることをうれしく、頼もしく思います。なんて、感じるのも私がおばちゃんになったからでしょうか・・・。
そんな昔を振り返るのが、最近の朝の連続テレビ小説。ちょうど、主人公が私の親世代(より少し下)なので、番組で出てくる架空のアニメの設定がおもしろい。これ、タイガーマスクと明日のジョーのミックスよね?とか、これ、サリーちゃん&アッコちゃんとか。そして、働きながら子供を預けるエピソードでは「元子供」として、親の苦労が偲ばれます。私の子供時代は、商店経営や内職のお母さんはいるものの、外で働いているお母さんは少なく、保育園も数が少なくて近所にないため、私は母に車で送迎されていました。「車を持っているような家庭が!」
共働きとか、鍵っ子という言葉がある時代で、近所のおばさんに「可愛そうに」と声をかけられ「私、かわいそうなんだ」と気付いてしまったあたりから、行くのがすっかりいやになり、毎朝熱を出したり、吐いたりするようになりました。医者から、「こういうのは人生船酔い症というんですよ」と言われたそうです。今振り返ると、通園路で「この道曲がっちゃいや~」と泣き叫ぶ私をおいてくる母もつらかったかもしれません。
当時、好き嫌いが多く、食べるのが人よりず~っと遅かった私は、「片付かないから一人で食べていなさい!」と机を外に出されてしまうこともありました。給食の時間がなによりつらかったです。(今の早食い大食いからは考えられません。というか、今だったらこの先生を厳しく指導するところです)
小学校にあがってからも、保育園出身は少なく、形見の狭い思いをして、「家にいて友達におやつ出してくれるお母さんの方がいい!」と悪態をついたりして、母にはずいぶん反抗したものです。
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