⑫教科イチオシ見学会(外務省)・ビジコン入賞
教科イチオシ見学会のつづきです。引率の藤川からの報告です。
教科イチオシ見学会ということで、4年生26名を引率して、霞ヶ関にある外務省に行き、省内見学と省員の方からのお話をうかがいました。電車の乗換駅を勘違いして遅刻した生徒2名を待っていると、街宣車がかなり大きなボリュームでさまざまなことを言っていて、生徒たちは少し戸惑っている様子も見受けられました。ただ、場所柄、こういった光景はそれほど珍しいものではないのかもしれず、こういったことも含めて、生徒たちはいろいろなことを感じられたのではないかと思います。
時間になり、いよいよ外務省の中に入り、省員の方に連れられて少し省内を見学しました。特に、記者会見室を見学した際には、ここで外務大臣の定期的な会見なども行われることを知り、生徒たちの表情は少しだけ緊張感が増したような気がしました。ただ、こちらで記念写真を撮った際には、皆、素敵な笑顔でフレームに収まることができました。
続いて、会議室に通され、さまざまなお話をうかがいました。生徒から事前に質問事項をまとめて渡してあったので、それらに丁寧にお答えいただく形でお話は進んでいきました。特に、女性が外務省で働くことに対して興味深いお話を聞けたことは、貴重な経験になったことと思います。
たとえば、外務省にも「総合職」「専門職」「一般職」という一般企業と同じような働き方があり、福利厚生も整っていて、最近では出産を機に離職する、というケースもかなり少なくなっているということでした。また、入省すると専門言語が割り当てられ、それが40カ国語以上もあるこということに、生徒たちはとても驚いていました。
今回の見学会を機に、生徒たちは外務省を身近に感じられ、ひょっとすると将来、入省して世界で活躍する生徒もいるかもしれない、というようなことを感じながら、帰途に就くことができました。
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