2016年12月7日

家庭科 SGH プレゼン

Filed under: 授業・学習・進学,社会 — 漆 @ 4:53 PM

今日から期末テストが始まりました。今年もあとわずか。登校してくる生徒達の表情も厳しく、気合いが入ってます。6年生は品女最後の定期テストですね。月日が経つのはあっという間です。

5年生の家庭科ではプロジェクトラーニング、課題解決型学習を行っています。これも、スーパーグローバルスクールのプログラムの一つです。

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各クラスでチームごと、自分たちの考える社会問題とその解決方法をプレゼンします。

今週の土曜にはクラス代表のプレゼンが行われ、オーストラリアで発表するチームが決まります。

今年は机上で考えるだけでなく、積極的に行動しているチームが目立ちます。私もいろいろと相談を受けました。一例として、フェアトレードについて考え提案するチームのチョコレート試食会の様子を家庭科の丸山より報告します。

11月14日(月)、5年生がフェアトレードチョコレートの試食会を実施しました。

5年生の家庭科の授業では、CBLという、身近な所から問題を見つけ、調査し、解決策を考え自分たちに出来るこにChallengeしてみる取り組みを行っています。
試食会を実施した班がテーマとして選んだのは『フェアトレード』。
近い将来チョコレートが食べられなくなるかもしれない、というニュースを目にしたのをきっかけに、フェアトレードを推奨する団体の方に意見を伺ったり、書籍を分析しながら調査を進め、自分たちに何が出来るのかを考えてきました。
たどり着いたChallengeは、試食会を開き、学校の生徒たちにフェアトレードを知ってもらうこと。
ただチョコレートを配るだけでは意味がないと、ご協力いただいた団体が作成した動画の視聴やパンフレットの配布をし、チョコレートを食べた人にはアンケートに協力をしてもらいました。
回収したアンケートには『フェアトレードを初めて知った』、『フェアトレードで世界とつながれるのが素晴らしいと思った』などの意見があり、生徒たちはChallengeすることの大切さを実感していたようです。

現在、図書室にフェアトレードコーナーを設置してもらい、試食会で配布したパンフレッや関連書籍などを見ることが出来るようになっています。