2016年12月27日

特別講座「命の授業」感想・終業式の表彰

Filed under: クラブ,行事 — 漆 @ 4:59 PM

特別講座「いのちの授業」~新生児医療の最前線を学ぶ~に参加した生徒の感想がまとまりました。お話をしてくださったのは、神奈川県立こども医療センター新生児科医長 豊島勝昭先生です。先生は、ドラマ『コウノドリ』の医療監修もなさっていらっしゃり、NICU(新生児特定集中治療室)の最前線のお話を伺いました。私も参加しましたが、涙があふれ、いつか自分が子供を持つときに、このお話を聞いた経験はきっと生徒達を支えてくれると感じました。女子校として、これからも、生徒の将来を見つめ、様々な機会を提供していきたいです。

教頭の澤本から感想を抜粋してご報告します。

・「NICU」という存在は、「コウノドリ」のドラマで分かってはいましたが、その実態は初めて知りました。1000g以下で生まれてくる子、ダウン症の子、1週間の命の子……。年間400もの命がNICUにいること自体、驚きでした。また、家族が悩んでいる間、お医者さんたちも悩んでいる、一つの決断で生死が分かれる、本当に正解のないことに立ち向かうのがどれほど重いのか、強く感じました。私の母も流産を経験しており、私たちが元気に生まれて、元気に生きていること自体が「奇跡」なのだと、改めて痛感しました。(中1)

・私は生後10日で手術をした経験があるので、今日のお話はとても身近に感じました。小さな赤ちゃんの手術はとてもたいへんだと聞きました。「いのちの授業」を受けて、あらためて自分を産んでくれた母と、色々な手助けをしてくださった先生方には、感謝しなければならないと思いました。(中2)

・NICUとは、ただ赤ちゃんのケアをするだけでなく、赤ちゃんのご家族のケアもし、NICUを「卒業」したあともちゃんと成長を見届けてくれる、そんな素晴らしい場所なんだなと思いました。私は将来、医療系のお仕事に就くつもりはなかったのですが、この講座を受けて興味が出てきました。毎日当たり前のように明日がくると思っていたけど、これからは一日一日を大切に、悔いのないように生きていこうと思いました。(中3)

・私は医師になって多くの人の命を救いたいと思っていますが、ただ命を救うのではなく、そのときの患者さん、ご家族にとって最善を尽くすことが大切なんだと、今日の講義を受けて気づきました。先生の講義を受講して、医師になりたいという気持ちが強まりました。(高2)

・赤ちゃんの33人に1人はNICUに入院しているということに驚きました。小さく産まれてきたり、生まれつき病気を持っている赤ちゃんを助け、なるべく後遺症が残らないようにと、必死にそのご家族と共にたたかっている医療スタッフの方を見て、素敵な仕事だなと思いました。自分もこんな風になりたいと強く思いました。また、“子供の病気は自業自得ではない”という言葉がとても印象に残っています。(高3)

*二学期終業式の表彰です。総務部からの報告です。

【中等部】

■書道部
<第32回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会>
◎毛筆の部
大会奨励賞 田中さん
特選 小抜さん、赤根さん
金賞 佐藤さん
銀賞 北川さん
銅賞 吉池さん

<第58回全国書道展>
◎半紙の部
特選 常包さん
金賞 田中さん、赤根さん、小抜さん、吉池さん、関口さん、
銀賞 北川さん、佐藤さん、眞城さん、小原さん、小茂田さん

■軽音部
<しながわ夢さん橋パワードリームMUSIC2016>
審査員特別賞 バンド名「LOCO」

■ホストファミリー感謝状
千代田さん、森本さん、小林さん、宇野さん、清水さん、
佐藤さん、宇佐見さん、工藤さん、平川さん、秦野さん

【高等部】

■弓道部
<全日本弓道連盟昇段審査>
初段認許 竹中さん、森さん、岡嶋さん

■書道部
<第29回東京都高等学校文化連盟書道展>
会長奨励賞 橋本さん

<第32回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会>
◎毛筆の部
大会奨励賞 福田さん、落合さん、橋本さん、塚田さん
特選 髙﨑さん、藤田さん
金賞 米田さん、小泉さん
銀賞 稲垣さん
銅賞 阿久沢さん

<第58回全国書道展(大東文化大学主催)>
◎条幅の部
金賞 橋本さん、米田さん、稲垣さん
◎半紙の部
銀賞 ド・レンワさん

■バトン部
<ジャパンカップ・マーチングバンド・バトントワリング全国大会>
優秀賞 品川女子学院
※全国高等学校選抜 団体バトントワリングの部 第15位

■体操競技部
<東京都高等学校 学年別1年生大会>
個人総合 第5位 内田さん
※跳馬 第5位・段違い平行棒 第6位・平均台 第5位・ゆか 第5位
個人総合 第6位 島川さん

<秋季大会>
ゆか 第5位 内田さん

■ホストファミリー感謝状
金川さん、大瀧さん、藤原さん、高橋さん、畔柳さん、保坂さん

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