Evernote研究授業
今日は放課後、Evernote 社から、CEO のフィル・リービン氏が来日、スピーチをしてくださいました。その後、生徒を交えて模擬授業をし、さらに、インターナショナルマーケティングの役員リンダさん、日本法人の外村さんも交えて質疑応答となり、盛り上がりました。
在校生は今日の様子をUstreamで見られますが、後日、このブログでも詳しくご紹介しますね。フィルさんの「起業で学んだ三つの教訓」は生徒だけでなく、大人の心にも響くものでした。
これまでの、本校の取り組みについての記事はこちら。デジタルシラバスのこと、勉強だけでなく生徒が行事や部活の情報共有にも使っていることなど、情報科の酒井がインタビューに答えています。
今後は、今年度本校が指定されたスーパーグローバルハイスクールの研究テーマの一つとして、オーストラリア、シンガポールの学校とも連携してEvernoteを活用した授業を展開していきます。
今日は、多くのお客様にもお越しいただきました。その中で、もう一つの研究テーマ「デザイン思考」の授業をサポートしてくださる坂井直樹さんもお越しくださったのですが、以前、フィルさんに呼ばれてレクチャーをしたことがあるそうで、世間は狭いですねぇ。
今日の講演の内容はデザイン思考、起業体験プログラムを体験した生徒達には刺激の多い内容でした。
自分の勉強方法や新しいやり方をシェアしようと、次々と手の上がる生徒達を見ていて、勉強にはなかなか腰が上がらない子も、環境次第で、やる気のスイッチが入るんだなぁと改めて実感しました。
『女の子が幸せになる子育て』にも書きましたが、子供のやる気のスイッチが入るのは、
・好きなことを見つけたとき(一つ伸びると他もつられて伸びるので、好きなことは大切に)
・出来ないと思っていたことが出来たとき(その瞬間にほめられると自己肯定感が倍増)
・目標ができたとき(大きな目標と今やる小さなステップが頭の中で結びつくと、嫌なことでも頑張れるように)
・人のためにやるとき(「自分のことも出来ないのに、そっちが先でしょ!」は実は逆です)
これからも、一人一人の子供達のスイッチの入るような体験をどんどん提供して、将来、社会の問題を発見し、自分事として、人を巻き込んで、解決に一歩踏み出す、起業マインドのある人を育てていきたいです。
*「第3回男女別学教育シンポジウム」が本校を会場とし、開催されます。
男女別の育て方・勉強の教え方で子どもは伸びるというテーマで、男女別学の学校の教員がお話します。私も登壇します。
日時:2014年6月30日(月)18時開会(17時30分開場)
場所:品川女子学院(講堂)
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