電力使用状況・今できること
今日は保護者面談日です。
職員室にいると、講堂から軽音楽部が練習する音が聞こえてきます。
さて、11月の電気使用状況の報告が来ました。
11月(11/3~12/2)も生徒のみなさんの協力で前年同月比で大幅削減が達成されました。
東棟
最大需要電力 234KW (前年同月比 5.3%減)
使用電力量 46,202KWh(前年同月比 25.2%減)
西棟
最大需要電力 143KW (前年同月比 2.7%減)
使用電力量 34,270KWh(前年同月比 11.4%減)
学校全体の使用電力量は前年同月比19.9%減でした。
11月の最大需要電力のピークは、以下の時間帯に記録しました。
東棟が12月 2日(金) 12:30~13:00
西棟が11月18日(金) 16:00~16:30
※暖房による電力使用が増えてきています。温度設定は20度目安に、使用していない教室は消すよう一人ひとりの皆さんの協力をお願いします。
先日、夫の甥の結婚式で福島に行きました。
甥は3月11日の地震発生時、原発の仕事をしており、婚約者は看護師として県内の病院に勤務していました。
二人は、それぞれの仕事の責任を果たすことを優先し、再会できたのは4月になってからのことだったそうです。
普段は明るくて笑顔を絶やさない彼女が、顔を合わせたとたん、ただただ泣き続けるだけだったそうです。そのとき、こういう時期ではあるけれど、家族になろうと決めたそうです。
あれから9ヶ月、東京にいると、あのときを遠いことのように感じそうになるときもありますが、福島にある夫の実家に戻り、3人の兄たちと話していると、大きな被害を受けなかった地域でも、さまざまな問題を抱えていることを実感します。
自分もつらい、でも、もっと大変な人がいる。そう思うと気持ちを口に出すこともはばかられ、そんなストレスからか母も身体をこわして、一時、入院していました。
退院後、療養に連れて行ったのですが、そうした宿にも震災後、家に戻れず逗留している方がいらっしゃいました。
私たちの学校は、大きな震災の被災地の中からその復興とともに創立された学校です。その志を忘れず、今、この同じ時間にかつての私たちのように復興に向け歩んでいる方々がいるということを胸に、自分たちにできることを確実にしていきたいと思います。