歩道の植栽・登下校のマナー
一昨日の自宅学習日、私は品川区のアドバイザー会議に出ていました。区長さんはじめ品川区役所の方々、区内の企業、大学、有識者の方々と地域の防災対策について話し合いました。
いざというとき、業種や公私の垣根を越えて協力するためのアイディアがいろいろと出ました。
私たちの学校は、関東大震災の際、地域の首長だった漆昌巌が調達した物資をもとに、荏原婦人会の女性たちが救援活動を行ない、その2年後にあのときのような女性たちを育ててほしいと地域から沢山の寄付をいただいて創立した学校です。
災害に備えるとともに、生徒達には、地域への貢献ということをいつも忘れないでいてほしいと思います。
さて、先日、登下校のマナーについて、中等部の朝礼で話しました。
朝の歩道の歩き方などは、ピーク時に教員が学校前の歩道で安全指導を始めたこともあり、だいぶ改善されているのですが、下校時、北品川駅に部活帰りの生徒が集中するときの配慮が特に足りません。
お互いに声を掛け合って周りの方への配慮を忘れないようにしてほしいと話しました。
さて、その同じ日、以下のような連絡をいただきました。
私は三島から毎日通勤しているのですが今日夕方仕事帰りで山手線に品川から女子中学生が3人乗って来まして発車と共にペットボトルがコロコロと転がってきましたところ、3人のうち1人の子がそれを拾い途中でホームに降りゴミ箱に捨てる光景を見ました。周りの大人たちはペットボトル見て見ぬふり(私もそうですが)とても感激いたしました。こんな時代にこんな素敵なお嬢さんを見かけてうれしく思います。思わず胸のエンブレムをみて品川女子中学の生徒さんとわかりました。いい生徒さんをお持ちですね!是非朝礼などで話してあげてください。
「迷惑をかけない」から、この子たちのような「貢献する」行動ができるよう、1日も早く成長してほしいです。
さて、地域の方々に少しでも喜んでいただけるようにと、中1が行なっている歩道の植栽の様子です。