28歳 ホームカミングデー
明日は自宅学習日、明後日から期末テスト。6年生にとって、今日は品女で最後の授業の日です。3学期は直前講座となり、大学入試本番を迎えます。
あっという間に卒業していくんだなぁと、登校してくる6年生の顔をいつもとは違った気持ちで眺めていました。
でも、大丈夫。卒業してもみんなずっと品川ファミリーだから。
そんな品川ファミリーが集まる日。土曜に行なわれた28歳ホームカミングデーの様子をご紹介します。
JICA勤務で中国に出張中など、様々な事情で来られない子もいましたが、約100名の同級生が集まり、昔話に花を咲かせました。
子供連れの卒業生も多く、すっかり大人になったなぁとしみじみ。(面影は昔と変らないのに、なんだか不思議な感じです)
中等部の主任だった教員が挨拶で、
「私は皆さんに一つだけ言い続けてきたことがあります。それは、嘘をつかないこと。年頃だから言いたくないこともある、それは言わなくていい、でも、嘘だけはつかないでほしいと・・・」 (卒業生ジーン)
「その私が一つだけ嘘をついていました。それは、年齢です」
話にオチがどうしてもほしくなるのが品女DNAなのでしょう。でも、みんなちゃんと知っていました。今年いっぱいで卒業ということで花束のサプライズが!
初めてこの学年を担当した教員が話しながら涙ぐんでいる場面も。
こうして、10年経って母校に帰ってきてもちゃんとそのときの教員がいる。それが私学のいいところでしょう。
これからも品川ファミリーみんなの力で卒業生の「もう一つの実家」を守っていきましょう!
この日来ていた28歳の卒業生の一人が雑誌の副編集長となり、『エココロ 野生の食卓』・『島もよう』という本をプロデュースしました。