2011/12/7 水曜日

やる気のスイッチが入ると

カテゴリー: 保護者,卒業生,授業・学習・進学 — 漆 @ 15:53:25

今日は自宅学習日、みんな明日からの期末テストに向けて猛勉強中でしょう。

でも、中には、やらなくてはいけないと分かっているのにやる気にならないという人もいるかもしれません。

以前、卒業生が勉強についてこんな話をしてくれました。(ちょっと前にことなので、要旨です)

私は中3のときに猿から人になりました。
具体的目標を細かくてたて、自分と3つの約束をし、それだけは必ず守るようにしました。
すると、学年順位が、150→100→70→30と上がっていき、5年で1位になりました。

やる前にどうやろうかとあれこれ考えて時間をとられるより、まずやることです。
はじめは「質より量」やったことのない人に質は分かりません。
やらなければ0+0=0。でも少しでも毎日やればそれは必ず積み重なっていきます。

私は今、病院で高度医療機器を管理する仕事(臨床工学技士 Medical Engineer) をしています。知識が足りないと人の命に関わる仕事です。
勉強する癖を大人になってからつけるのは大変です。中高でつけた勉強の習慣が今に活きています。

他にも、こんな卒業生がいます。

*部活の後輩が「成績が悪いから親に部活を辞めろと言われた」と泣いているのを見て悲しくなって、後輩のために頑張ったら0点が2年かけて100点になった。

*毎回の試験を全く勉強せずに受けて、0点をとったこともあったけれど、あるときやればできると担任に言われ、3日前、5日前、2週間前、3週間前と計画的に勉強をするようになったら、100点が取れた。はじめのうちは中々点が上がらなかったけれど、それはこれまでの穴を埋めている時期だと思って頑張った。

*歴史の暗記法と同じやり方で、就活のとき会社の情報を頭にたたき込んで内定をもらった。

定期テストは、目標に向かって計画を立て、自己コントロールをしてそれを達成する習慣を付ける絶好の機会です。
ここで身につけたものは将来、自分を助ける力になります。

疲れたら、ちょっと先のいいことを考えて、休憩にアイスを食べて頑張りましょう!

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