第2回「すぐ使える プロジェクト・マネジメント特別講座」
プロジェクトマネジメント講座の続きです。
先日、高等部の起業体験プログラムのプレゼンがあったのですが、ここで学んだ「ガントチャート」「WBS(私、ワールドビジネスサテライトかと思いました)」等をさっそくクラスの準備で使い、それをプレゼンにおりこんで発表している子もいました。
生徒達は目標があるとやる気のスイッチが入ります。積極的に情報を取りにいき、学んだことを行動に移します。そうして体得したスキルと達成感は身体に深くしみこんで、大人になったとき、彼女たちを支えてくれるものになるのでしょう。
担当の江頭からの報告です。
PP&Mフォーラム様のご協力による「すぐできるプロジェクト・マネジメント特別講座」の第2回が6月1日(水)に行われました。この回では、「プロジェクトを成功させるためにスケジュールを立てる」ことについて学びました。
まず、計画を立てる前にチームでプロジェクトの目標を明確にします。
そのために、ODSC(objectives・deliverables・success criteria)というシートを書いてみました。これは、プロジェクトの、「目的(objectives)」
「成果物(deliverables)」
「成功基準(success criteria)」の略で、ワークシートをチームのメンバーが一緒に自分の言葉で埋めていく作業をするうちに目標のイメージを共有していくという作業です。
その上で、模造紙を使って、「WBS(work breakdown structure)を作りました。
WBSを作るためには、a 作業を洗い出してグループ化する
b グループ化した作業を構造化するというステップを踏みます。
今回は、作業の洗い出しについては時間の関係でカットしました。そのために事前に講師の方が作ってきて下さった「作業カード」をチームで話し合いながら模造紙に貼り、作業の構造化を行いました。
その出来がとても素晴らしかったようで、講師の先生方にほめて頂きました。