2010/6/16 水曜日

総合学習 3年生

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,授業・学習・進学 — 漆 @ 17:40:26

3年生の校外授業はディズニーランドに行きました。というと、個人でも遊びに行けるのでは?と思われるかもしれません。

しかし、これは総合学習の一環で、事前、事後の学習を経て、当日もグループワークを中心に行なわれるものなのです。班の調べ学習のテーマによっては、トイレを2時間観察していたという班もあったとか。

生徒が多くのキャストの方にお世話になり、また、事前学習にもボランティアでご協力いただいていることもあり、私も今年、お礼の気持ちをこめてオリエンタルランド社内報のインタビューや研修にスピーカーとして出させていただきました。

生徒がキャストのみなさんから多くの事を学んだように、私も、様々な部署の方にお目にかかることで、「ディズニーランドの楽しさや感動は、ゲストからは見えないところで働く多くの方々に支えられているんだなぁ」と、あらためてチームの力の大切さを感じました。

さて、主任の田口から総合学習の日に行なった事前学習のご報告です。

今回の校外授業にも、事前・事後の学習がありました。

まず、事前学習として、5/29の総合学習の日はオリエンタルランド経営企画本部経営戦略部担当部長 松野明夫氏がボランティアで生徒と話をする機会を作っていただきました。その内容を一部紹介させていただきます。

『本社勤務の場合、スーツの色や形、髪の色、女性の場合は化粧も指定されています。厳しいと思われるかもしれませんが、ネームタグをつけてパークに入ると、誰もがキャストになるので、必要なことなのです。

コスチュームを身につけ、ネームタグをつけると、キャストは全員表情が変わります。制服とは、このように大切なものなのです。

品女の制服も、同じです。品女の制服を見るようになってだいぶ年が経ちますが、品女のイメージは変わりません。これは皆さんが学校を大事にしていつも同じ制服を着てそれを守っているからです。

それは、長い年月が経つのにディズニーランドのイメージが変わらないのと同じことです。年月が経ち、中にいる人は変わっているはずなのに、イメージが変わらないというのは、素晴らしいことです。皆さんには、制服を大事に着てほしい。』

松野氏のお話はとても興味深く、講演終了後も子ども達の質問が途切れることがありませんでした。
その質問にもひとつひとつ丁寧にわかりやすく答えてくださり、ここでもホスピタリティを学ばせていただきました。 

(明日は校外授業の様子を生徒の声を中心にご紹介します)