留学生日本語発表会
土曜は留学生の日本語発表会がありました。ホストファミリーのみなさん、日本語講師の先生、クラスメートが応援に集まりました。留学生はみな、驚くほどの上達ぶりでした。日本が大好き、大学でまた戻ってきたいという子もいました。彼女たちの積極的に学ぶ姿勢に本校の生徒も刺激を受けたことでしょう。頭の柔らかい中高時代、様々なバックグラウンドを持つ友達と一緒に過ごすことで、異文化を理解し、自国の文化を誇りを持って語り、将来、国境を超えて協力し合える人に育ってほしいです。
以下、国際交流部の瀬戸口からのご紹介です。
先週土曜日は留学生の日本語発表会でした。初夏が巡ってくると「またこの季節が来たなあ」という気持ちになります。忙しい時期であると同時に、留学生にとっては別れの季節でもあります。昨年9月から来日した留学生はもうすぐこの学校を去ります。クイズ、歌といった内容の発表会でしたが、やはりメインはそれぞれのスピーチでした。9ヶ月間の想いを、それぞれに語ってくれました。涙にむせんで、途中話すことさえままならないような生徒もいました。
私自身も、彼女たちが初めて学校を訪れた昨年9月からずっと様子を見てきましたが、この9ヶ月間を振り返ると涙がこみ上げました。トラブル続きで一時はどうなることかと心配しましたが、今「ありがとう」とスピーチしている彼女たちの姿はまばゆいほど美しかったです。「いろいろあったなあ」と、その成長を感じました。その姿を見てホストファミリー、友達、教員も涙… という、とても濃い時間を過ごしました。
終わった後は、近くの品川神社で行われていたお祭りに参加しました。全員が浴衣に着替えて、歩いて行きました。帰国直前の良い想い出ができたようです。(浴衣は2年生の着付けの授業に参加したあと、留学生が自分たちで着ました。当日はクラスメイトの4年生も着付けを手伝ってくれました)
台湾からの留学生、ジェシカさんは、ちょうどその日、帰国することになっていたので残念ながら会に参加することができませんでした。きっと飛行機の上で成功を祈ってくれていたものと信じています。