2007/1/10 水曜日

教科イチ押し⑲武蔵野音楽大学楽器博物館

カテゴリー: 28プロジェクト:社会 — 漆 @ 12:00:00

243.jpgイチ押しご紹介のラストです。音楽科の小山のコメントです。

武蔵野音楽大学楽器博物館は、アジアで西洋の楽器、日本の楽器をはじめアジア、アフリカ、南米など世界各国の楽器が展示されている博物館でした。

1階の鍵盤楽器コーナーでは、モーツアルトやベートーベンそしてショパン達が愛用していた時代のピアノ(ピアノフォルテ)、細工の施した自動ピアノやオルゴールなど普段聞くことの出来ない楽器の響きを聞くことができました。

特にピアノは馴染みのある楽器なので、キリンピアノや携帯ピアノなど様々な形があることに生徒達も驚いていました。

2階の西洋管弦楽器コーナーでは、普段見慣れている弦楽器(ヴァイオリン・チェロなど)や管楽器(トランペット・フルートなど)展示されていました。

今回特別に生徒も古典楽器に触れるチャンスを頂き貴重な体験をすることができました。1600年代初頭のクラリネットやホルンなど、いにしえの音色を自分で出すことができ貴重な経験をしました。

弦楽器は、蓄音機の録音用につくられたラッパ付きのヴァイオリンなど現代のハイテク機器では考えられないようなめずらしい楽器も体験しました。
その他、世界各国の小型楽器や打楽器など実際に音を出し、楽しむことができました。

今回は、博物館のご厚意により実際に楽器を体験することができましたが、長い伝統や国や地域そして生活の知恵から生む出された数々の楽器を通し、文化を学ぶことができる良いきっかけとなったことでしょう。

« 前ページへ次ページへ »