2007/1/9 火曜日

教科イチ押し⑰みなとみらい住宅展示場

カテゴリー: 28プロジェクト:社会 — 漆 @ 11:02:00

240.jpg家庭科の田口のコメントです。

家庭科の教科イチ押し施設として『みなとみらい住宅展示場』を1年生6名、2年生11名、3年生14名で見学してきました。
みなとみらい住宅展示場は『人にやさしい 環境にやさしい 住まいづくり』をテーマに、住まいと暮らしに関する最新の住宅設備や性能を体験しながら学ぶことのできるモデルハウスで、バリアフリーや災害時の対策、防犯、環境など、誰もが安心し安全で暮らしやすい住まいを実現するためにつくられた先進性能の住宅を見学・体験することができました。

 今回は20棟近くあるモデルハウスから3つの住宅を見学させていただき、それぞれの企業の担当者の方からその住宅の特徴・設備・お薦めポイント等を説明していただきました。
 バリアフリーを考えた設備(車椅子のままエントランスを通り、エレベーターで各階に行ける設計、幅の広い廊下・階段など)気密性・断熱性を磨き上げ家中同じ温度になっている健康を考えた再生可能な天然資源「木」でつくる環境を考えた建築など、どの住宅も『人と自然にやさしい住まい』を考えた素敵なものでした。
 
 生徒達の関心度も高く、担当していただいた方の説明のあとの自由見学が始まるとあっという間にそれぞれ興味をもったところに一直線、ありとあらゆる扉を開けたり(もちろん許可はいただきましたが、夢中になりすぎて、間違えてスタッフルームを開けてしまった人も…)、子ども部屋のロフトに上ったりとすっかり小さな探検隊になっていました。
最先端の設備を取り入れたおしゃれなキッチン、贅沢に感じるくらい広いトイレやバス(実際に何人入れるか浴槽の広さを確認していたり、屋上に設置された露天風呂を見て妙にテンションが高くなっている子供達もいました。)中には何十人も入れるシアタールームをすっかり気に入って集合時間を忘れてすっかりくつろいでしまった子供達や、庭につながる和室で「やはり畳は落ち着くねぇ~」などとほのぼのとしている姿も・・・

 感想には「いろいろな最新の設備を見学・体験できてとても楽しかった」「モデルハウスの方が新設にわかりやすく説明していただいて勉強になり、自分の進路の参考にもなった」「窓が360度回転したのには驚いた(掃除がしやすいと感じた)」などなど。
一番多かった感想は予想通り「将来はこんな家に住みたい!」でした。そんな中で「一畳について100万円かかっているのでは?」と計算してみたり、「広すぎて掃除が大変そう…」などの現実的な感想も。「とりあえず帰ったら自分の部屋の掃除をしようと思いました。」でまとめていた人もいました。
 
(写真*最新の設備を取り入れたキッチンに設置されている「家事コーナー」のランドリーを見学して、担当の方に説明していただいている様子です)