卒業式の予行でした
本日は卒業式の予行でした。明日は卒業式と謝恩会です。
さまざまなことに挑戦し、新しい試みをおこなう本校ですが、卒業式のスタイルはずっとかわりません。たいへん厳粛におこなわれます。
国歌と校歌の斉唱で始まります。式での拍手はありません。号令も最小限で、起立や着席は司会の言葉を聞いて、そのタイミングでおこないますので、気が抜けません。卒業生も在校生もどのタイミングで自分が立つかを覚えます。最後にはお別れの歌をうたいます。「仰げば尊し」と「蛍の光」です。
予行が終わった後、演台のところにふくさのようなものがあり、記念品にかぶせてありました。見てみると昭和3年の卒業生からの記念品で、それがまだ使われているとは、少し驚きました。
午後は卒業生のビデオ撮影でした。6年間を振り返ってもらったり、28プロジェクトについて語ってもらいました。各自が自分の将来をきちんと考えていたり、学校生活を客観的に見ていたりしました。自分の言葉で語れていたのもよかったです。中には4年生の時に私が担任をしていた生徒もおり、成長しつつも変わっていない部分があり、感慨深かったです。
HPの保護者の方むけのページでは、ニュージーランドに残った教員からの報告が続いておりますので、抜粋します。
広報部長 平川
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月曜日の早朝、まずはノースコートに向かいました。
こちらとしては、週末にホストファミリーとともに過ごし、楽しいばかりではなくストレスもためて登校してくるだろうと待ち構えていたのですが、良い意味で予想を裏切ってくれました。
全員と顔を合わせて話をしましたが、みんな朝から興奮気味に、週末の出来事を楽しそうに話してくれました。ホストマザーとショッピングに行って沢山お土産を買い、スーツケースの20キロ制限に既にひっかかりそうな人(オセアニアはスーツケースの重量に制限があり1人20キロです。オーバーすると罰金です)。ホストファザーとブッシュウォーキング(森歩き)に行ってかわいいきのこの写真を見せてくれた人、アウトドアな家庭で、カヤックを楽しんだ人など、様々でした。
誰一人ネガティブ発言が出てこなかったのが、逆に驚きでした。お嬢様方は強く、逞しく生きています。
写真(省略します):朝の登校風景(日本人コーディネーターが一人ひとりの顔をみて、毎朝、様子を確認しています)