2014/3/13 木曜日

⑯教科イチ押し(宮内庁書陵部)

カテゴリー: 28プロジェクト:社会 — 漆 @ 17:46:12

今日は早朝、ダボス会議の報告会に行ってきました。今、日本が世界の中で果たすべき役割、そして生徒達がいつかその社会にでるために、今、中高で身につけておくすべきことを考えされられました。少し時間をかけて整理して、卒業式や就業式で生徒に伝えたいと思っています。

午後からは、生徒による6年生の送別会でした。有志のパフォーマンス、部活の後輩や修学旅行中の3年生、元担任からのビデオメッセージ、6年間の振り返り、学年の教員とのメッセージのやりとり、そして、部活の表彰と盛りだくさんの内容でした。

後輩達が心を込めて準備していることが伝わって、振り返りビデオのあたりからは号泣している子も。卒業式はどうなってしまうのでしょうか・・・・。(という私も、かわいい6年生が卒業してしまうかと思うと、涙目でしたが)

イチオシがあと二つ。担当の塩崎からの報告です。

2013年11月1日に所蔵資料目録・画像公開システムをホームページで始動したことで話題となった、宮内庁書陵部に行ってきました。
書陵部の資料は、ホームページで見られるようになるまでは、前もって閲覧申請をしたり、一度に閲覧できる点数が決まっていたりと、とても気軽に見られるものではありませんでした。
公開システム始動後の現在も、実物を見る手続きは変わりません。それほどまでに貴重な資料を見せていただくことができたわけです。高校生の受け入れはごくまれだそうです。

職員の方(「文書研究官」という職業だそうです)が本校生徒のために閲覧資料を準備してくださいました(撮影禁止ですので写真をお見せできないのが残念ですが、部屋にずらりと並べてくださっていました。もちろんガラスケースに入っていました)。

古今和歌集や伊勢物語、源氏物語、百人一首など、古典の授業で触れてきた作品や、信長朱印状、坂本龍馬記の木戸孝允宛書状など、日本史の授業で聞いた人物の資料を見せてくださり、生徒たちは興味深く見ていました。
とはいえ、素人には何が書いてあるのか、どんな特徴があるのか、見てもわかりません。
様々な質問が出て、それに対してわかりやすくご説明くださいました。
また、ご自身のお仕事についてもお話しくださり、生徒たちが進路を考える上でのヒントになったことと思います。

◇生徒の感想より

・普段決して見ることのできないような書物を私たちのためにわざわざ出していただき、間近で見ることができて本当に良かったです。中には八百年近く前の書物もあり、そんなにも昔であるにもかかわらず破れていることもなく、文字もはっきりと読める状態にあったということに驚きを感じました。多分それは、書物を大事に想う書陵部の方たちが大切に保存してきたのだと思いました。書陵部の方たちが、千年先にもこれらの書物を残すのが目標だとおっしゃっていたのも印象的でした。

・一番私の心の中に残ったことは、歴史的文献をなるべく長く後世に伝えようと努力している書陵部の皆さんでした。感想記入時はシャープペンシル厳禁で鉛筆のみであったり、温度調整や保護のためにずっとカーテンをしていたりと、資料のことを何より一番に考えている姿勢に圧倒されました。大事に守られてきた文献と知ると、今度授業で触れる機会があったら、しっかりと内容を知りたいという気持ちになりました。