2014/3/31 月曜日

特別講座・「涙活」~涙の授業~

昨日は雅叙園で行われている活け花の展覧会に行ってきました。華道の授業で御世話になっている州村先生が作品を出展していらっしゃり、ご挨拶をしてきました。

今日は高校生のための起業家講座の最終発表会が東大で行われ,本校の生徒のチームも参加します。夕方からはきゅりあんでチェンバーオーケストラのコンサートが行あります。

今話題の、「涙活」特別講座のようすを担当の横井から報告します。私も参加しましたが、自分はスポーツ、達成、動物、子供の場面で涙が出るのが分かり、そういう番組を意識して見るようになりました。

今、話題の「涙活」という言葉をご存知でしょうか。
涙活とは積極的に涙を流すことで、ストレスを解消しようというものです。
今回は、感涙療法士の吉田英史先生、通称なみだ先生に『涙の授業』を実施していただきました。

まず、家族やペットに関する泣ける動画を3本視聴しました。
泣きのツボは人それぞれ違いますが、いくつかのジャンルを見せることで多くの生徒が涙を流していました。
中には実体験と重なって、涙が止まらなかったという生徒もいました。
続いては、「泣き言」をしずく形の紙に書き、「涙千箱」に入れるという泣き言セラピーです。紙を渡されると、生徒たちの手は止まることなく、様々な泣き言を書いていました。今日、涙を流すことや弱音を吐くことは良くないこととされがちですが、だからこそ、あえて泣き言を吐き出したことでとてもスッキリすることができたようです。そして、泣くことの効果について科学的に説明していただきました。
通常、起きているときは交感神経が働いていますが、泣くことで副交感神経が働き、リラックス効果が得られるのだそうです。また、涙には、反射の涙・基礎分泌の涙・情動の涙の3種類があります。
反射の涙はタマネギを切った時などに出る涙、基礎分泌の涙は目を保護するなどの役割を担う涙、そして情動の涙は感動したときに流す涙です。この情動の涙を流すことによって、ストレスが解消されてスッキリするそ
うです。さらに、泣く際に共感脳とも言われる前頭前野が刺激されるので、共感力を高めることもできるとのことです。
最後に、4人で1グループとなり、泣ける話を考えて「なみだ作文」を作りました。
泣ける話を作っているはずなのに、ところどころから笑い声が…しかし、代表グループに作文を読んでもらうと、とても泣ける話に仕上がっていました。中には、それを聞いてうるっときている生徒も。
笑いながら泣ける話を作れるなんて、やはり品女生はマルチタスク!!と言えるのでしょうか…今回の授業を機に、家族や友達、もしくは一人で涙活を行い、より充実した日々を過ごしてもらえると良いなと思います。
吉田先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。