2014/4/1 火曜日

特別講座(高校生のための科学・薬学セミナー)

カテゴリー: 授業・学習・進学 — 漆 @ 17:22:54

昨日は、東大で行われた高校生のための起業家講座で生徒のプレゼンを見た後、きゅりあんへ。チェンバーのコンサートです。これは第2部のようす。工夫が凝らされて、お客様も喜んでいらっしゃいました。吹奏楽部の子も友情出演していました。先日の吹奏楽のコンサートにはチェンバーが。お互いに助け合っているんですね。

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今日から新年度です。気持ちがあらたまりますね。

理科の「高校生のための科学・薬学セミナー」特別講座を石栗から報告します。

毎年恒例、夏に行われる第一三共株式会社主催の「高校生のための科学・薬学セミナー」に夏休みの8月21日に生徒6名と参加しました。

毎年行われているこのセミナーでは、最先端の新薬開発に関する講演、新薬開発のための研究所の見学、第一三共株式会社の歴史を知ることの出来る記念館の見学、女性研究員の方々との懇談会などが行われます。企業の研究施設に入ることはなかなか出来ないので、このセミナーはとても貴重な機会になります。

今年の講演では、『創薬について ~くすりができるまで~』といういことで、くすりが出来るまでの流れを教えていただきました。つくるのに時間がかかること、非常に多くの新薬候補の中からごくわずかしか新薬が出来ないということなど、今まで知らなかったことを知ることが出来ました。

続けて研究所見学と高峰譲吉博士記念館の見学です。研究施設の見学では学校の理科室にはない様々な器具や装置に驚き、高峰博士記念館では高峰譲吉博士、鈴木梅太郎博士らの研究や昔の薬の話や実物などを見て見識を深めました。
続いて女性研究員の方と懇談しました。今回は事前質問がいくつもあり、その回答や、中学~大学生だった頃のこと、製薬会社に入ったきっかけ、仕事の一日、仕事のやりがい、プライベートとの両立等々、様々なお話しを伺いました。進路選択前の生徒達にはいい刺激になったようです。

最後におみやげをいただきセミナー終了。参加した生徒にとって将来を考える上で、貴重な体験をさせていただきました。
毎回のことですが、終了後のアンケートの集計では参加者全員が薬学・科学への興味関心が増したようで、とても有意義なイベントでした。 第一三共株式会社の皆様、ありがとうございました。