2014/3/12 水曜日

⑮教科イチ押し(早稲田大学国際教養学部)

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,早稲田大学 — 漆 @ 13:54:23

今日は久しぶりのポカポカ陽気です。今日は1年生は百人一首大会、2年生は観世能楽堂へ鑑賞会に、4年生は大学生に進路の話を聞く卒業生懇談会、5年生は模試でした。

私はいつもは能楽へついて行くのですが、今日は朝から、慶応大学で起業カンファレンスがあり、本校の起業体験を指導してくださっているNTVPの村口さんのパネルディスカッションに出ていました。高校は2校でしたが、地方自治体、大学と、全国から(アメリカからの方も)起業体験プログラムを実施している先生が集まり、情報交換ができました。

大学では、商学部や法学部のゼミの一環として行っているところもあり、切り口がそれぞれ違って大変勉強になりました。これからも情報交換をしていきましょうと、これも生徒にフィードバックできそうです。DeNAの創業者始め、IT関連で起業して注目されている女性起業家たちも参加していました。

学校へ戻って一仕事して、夕方からは、文科省へ。大学のグローバル人材育成プロジェクトの委員会です。起業、グローバル、ICT、高大連携、今の教育のキーワードです。

常に最先端の情報とネットワークにアンテナを張って、生徒の未来に活かしていきたいと思っています。

その高大連携の一つ。提携している早稲田大学の教科イチ押し、担当の権藤からの報告です。

教科イチ押し施設見学会報告 早稲田大学国際教養学部(SILS)

集合は創設者大隈重信像前。多くの学生が行き交い活気のある雰囲気に驚きながら、少し奥に入った国際教養学部校舎へ移動しましたが、近代的な校舎のなかに外国人留学生も見受けられ、ここでもまた自分たちの所属している高等学校とは全く違う雰囲気を感じていたようでした。

最初は、会議室で早稲田大学教養学部の特徴やカリキュラムについて説明していただきました。国際教養学部は全ての授業が英語で行われること、また2年生から3年生にかけて、全員が1年間の海外留学を行わなければならないこと、そして帰国子女ではない日本人の学生でも、努力しだいで十分英語の授業についてくことができることなどを説明していただきました。

その後は実際の教室へ移動して、フランス語のゼミに参加させていただきました。ゼミの学生さんたちが、スライドを投影しながら学部説明をしてくれたのですが、ここでは特に留学についての体験談をお話しいただき、生徒達は非常に興味深そうに聞いていました。
失敗談や武勇伝を含めて生き生きと話していただいたことで、留学がとても身近に感じられたのではないかと思いますが、何より、それを話していただいているときのゼミの学生さん達の仲の良さそうな雰囲気に、自分も大学に入ったらこんな雰囲気で仲間と一緒に勉強したいと思ったに違いありません。

*柴田真一様より「米国リーダーの英語」をいただきました。英語のDVDつきで、スピーチと哲学と英語が一度に勉強できるような本です。私がまずは読んでから図書室に置いておきますね。