2011/2/21 月曜日

ここにも品川ファミリーが!22教科イチオシ見学会【みずほ銀行品川支店】

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,その他,卒業生 — 漆 @ 19:29:03

週末、長岡でカンファレンスがあって出かけていました。
様々な分野の最先端のお話が聞け、今後の学校運営に活かせそうです。

私は教育のセッションを担当したのですが、地元、岩塚製菓のみなさんが応援に来てくださって心強かったです。

そして、驚いたことがありました。

パネルディスカッションが終わって、個別の質問を受けているとき、知った顔が!私が直接国語を教えていた卒業生です。
どうして長岡に?と聞くと、

「父が市長なんです」

ここにも品川ファミリーが! 

お父さんがこのカンファレンスの地元委員長をなさっていて、私の名前を見つけ、お母さんと本人は東京から駆けつけてくれたそうです。

うれしい驚きでした。

さて、教科イチ押し、担当の窪田からの報告です。

みずほ銀行品川支店の見学について、報告致します。最初に、DVDの教材で、銀行についての基礎知識を学びました。

続いて店内の見学です。まずはATMコーナー。防犯の工夫が随所にされています。ディスプレーは角度を変えると見づらいようにつくられていること、振込操作をしているお年寄りの方に必ず声をかけるようにしていること、などです。
次に、個別の窓口、総合案内での対応について説明を受け、総合的な相談のための個室を見せていただきました。そして金庫の見学へと続きます。支店には現金はあまり置いていない、とのことでしたが、現金○億円分を、特別に持たせていただきました!これには生徒も大興奮。○千万円ごとに綴じられた束を持ち、しばし富豪気分を味わいました。
2階の外国為替窓口を見学し、会議室で業務体験です。内容は、「100万円の札束を数える」というものでした。練習用の紙幣と同型の白い紙を使います。
数え方には、「縦勘定」と「横勘定」という種類があります。「縦勘定」は、通常お店のレジなどでよく見かける数え方です。「横勘定」は、扇形に紙幣を開いて数える方法です。慣れればこちらの方がやりやすいとのことでしたが、上手に扇形に広げられるようになるまではかなり修行が必要なようで、苦戦しました。両方の数え方をして同じ枚数の場合、枚数が確定できるそうです。みずほ銀行では新入社員の研修として、何日もこれを続けるということです。「挫折する人はいますか?」という質問に、「必ず誰でもできるようになります」という答えでした。

最後に、質疑応答です。女性行員の方が2名加わり、質問に答えて下さいました。

「銀行に入行した場合、取得するべき資格は何ですか。また、勉強内容と勉強量を教えて下さい。」
→2か月に1回くらい試験があります。その都度勉強をしています。財務分析や銀行法務などの専門分野について、通信教育を2~3年続けながら勉強し、試験を受けます。常に勉強を続けなければなりません。
「女性が出産や育児で休暇を取った場合、休暇後は働きやすいですか。」
→復帰後、勉強し直すのが大変でした。フォロー体制があり、理解もされているので、子どもの病気などで突然休んでも大丈夫で、働きやすいです。
「銀行に現金の用意がなくなったら、どうするのですか。」
→大口の取引(引き出しなど)は事前に連絡してもらうので、突如不足することは滅多にないですが、まれにそのような事態になったときは、近くの支店に電話で連絡を取り、融通し合うことがあります。
「御行が採用する方(応募してくる方)の大学の学部学科は、どんなところが多いですか。」
→特に「経済学部」などでなくてはならない、ということはありません。(質問に答えて下さった皆さんは、経済学部または法学部のご出身でした。)文系出身ばかりだと考え方が偏りがちなので、理系的な考えも必要です。応募の絶対数が少ないのですが、理系出身者も一定数います。

その他活発な質疑応答がされて、予定時間をオーバーしてしまいました。見学のスケジュール全体がとても楽しく、有意義な時間を過ごせました。

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