2010/9/4 土曜日

アラフィフの雑談

カテゴリー: その他,保護者 — 漆 @ 15:47:57

今日はPTAの委員会がありました。文化祭準備が中心でしたが、かわいい小物ができていて、私が欲しくなるくらいでした。
暑い中、お疲れさまでした。

そのあと、お母様方とお話ししていて、話は色々な方面へ。もちろん、お子さんの勉強の話が中心ですが、仕事のこと、健康のこと・・・。

「40半ばから、白髪→老眼→中年太りという順で来た(出て行かない余分三兄弟?)」なんてお話ししたら、

「先生、お身体、気をつけてくださいね。だんだん無理が利かなくなってきますから」と優しい言葉をかけていただき、今となっては、みなさん私より年下なんだなぁと、新任のころを思い出しました。

当時は今と逆で、クラスの保護者のみなさんが年上なので、プレッシャーでした。一番びっくりしたのは、クラス懇談会で、

「この学校、女の子ばっかりで!(怒)」と言われたこと。(女子校だったんですが・・・)

私、子どもだと思われてるんだなぁと実感したのは、保護者面談で、

「先生、顔色悪いわ。人と会うと疲れるのよね。これどうぞ」とバックから板チョコを出して渡されたとき。

アドバイスできるようなことも少なかったので、
「○○ちゃん、みんなのために△△をしてくれたんですよ。どうやって育てたらあんな優しい子になるか後学のために聞かせてください」といった話題から入っていました。(後学に活かすこともないまま更年期に入ってしまい、申し訳ないです)

あるとき、「先生も早く自分の子どものことも考えた方がいいですよ」と言われ、

「学校が軌道に乗ってから考えます。私、母がいないから見てくれる人もいないし」と答えたら、

「私が見ますよ。でも、ウチの○美みたいになっちゃうかもしれないけど。(笑)」
(○美ちゃんのような大物にはここ10数年出会っていません)

謹んで遠慮させていただきましたが、卒業後、秘書をしているというスーツ姿の別人のような彼女に会って、少し後悔しました。

さて、そんなこんなで、気温が暑いのか自分が熱いのか分からなくなってきた最近の私のお気に入りがこれ。
(朱の方です。普通の扇と比べるととても大きく軽いんです)

日本文化に造詣の深い方が、優雅にあおいでいらしたので、

「いいですねぇ。ちょっと見せてください」と、借りて

「柿渋ですね」と、臭いまで嗅いだからでしょうか?

数日後、私のお送りした本のお礼にと送られてきました。おねだりしてしまったようで恐縮です。

生徒のみなさん、お母さんの50歳の誕生日のプレゼントは扇よ!