2010/7/16 金曜日

大学出張授業 外国語学

カテゴリー: 授業・学習・進学,行事 — 漆 @ 14:44:30

昨日は、5年生は大学出張授業、6年生は入試説明会、午後は文化祭の起業体験プログラムの設立登記、飲食模擬店の試食会、芳葉会(同窓会)の役員会議、教員のAED研修・・・とイベント目白押しの一日でした。

そのなかから大学出張授業の様子をご紹介します。13の大学から先生方にお越しいただき授業をしていただきましたので、それぞれの教室の担当教員から報告が来ましたら、順次ご報告していきます。

女性のキャリアを考えるとき、男性と違うところは、将来、出産の可能性があるということ。
仕事を長期に休んだ後、同じ仕事に戻るためには、「学校歴より学習歴」

この人でなければ!という力をつけておくことが必要です。この出張授業も28プロジェクトの一環で、生徒達は、学問の内容別に興味のある模擬授業を選択しました。

では、はじめに「外国語学」の分野から。担当の重田からのご報告です。 

東京女子大学 「日本語教育体験と学びの多様性」 松尾 慎 教授

・まずは、アイスブレーキングからスタート

中学入学時のエンカウンターを思わせる簡単なゲームが始まりました。

多国籍の人々と長年関わって来られた松尾先生の巧みなリードで、生徒達は初対面の相手とも自発的にコミュニケーションをとって、徐々に全体が和やかな雰囲気になっていきました。

・いよいよ語学の学習体験です

実際に知らない言語を習得する体験をしました。生徒達の母国語(日本語)は一切交えないで、ポルトガル語のみでの授業でした。
ピクチャーカードを使って、ひたすらにポルトガル語を発音し、わずかな時間で、短いセンテンスを理解するところまで進んでいきました。

ジェスチャーを見て、その動きに相当する単語を理解していく過程は、日本語で説明されている訳ではないのに、とてもわかり易く、目からうろこの感覚がありました。

・「うれしい」と「楽しい」の違い

確かに言われてみれば、この違いをきちんと外国の人に説明するのはなかなか難しいなあと思いました。

例文をたくさん作ってみると、自分自身でもその違いを再認識することができるようになってきて、説明しやすくなるというお話を伺いました。

・日本語教育能力検定試験とは

例題 この中で性質の違う言葉はどれか?

1翌日  2今週  3先週  4来週  5おととい

う~ん、難しい・・・
生徒達も悩んでいました。

正解は 1 でした。

今日これらのことばを使う場合、「今週」「先週」「来週」「おととい」は、指している日を特定することができますが、「翌日」だけは、いろいろな可能性が想定されてしまうからだそうです。

なるほど!

・東京女子大学の学生さん達とブラジル人の方達との交流

松尾先生は、品川女子学院の今日の授業のためだけにわざわざDVDを作成してくださっていました。
学生さん達の楽しそうな交流活動の様子を拝見し、さらに

「品川女子学院の皆さん!」
という呼びかけから始まるメッセージをいただいて、生徒達は、感激していました。

まだまだ、いろいろなことを教えていただいたのですが、あまりに長くなってしまうので、この辺でおしまいにしたいと思います。

あっという間の60分でした。生徒達は、本当に充実した時間を過ごすことができたと思います。

松尾先生、本当にありがとうございました。
また、東京女子大学の皆様、ご協力ありがとうございました。

終了後、控え室に戻られた先生とお話ししました。東京女子大では、在日のブラジル人社会との交流も行なっているそうで、品川女子の生徒さんはそうしたコミュニケーションも積極的に受け入れられる人が多いと感じた。というお話しがありました。

先日、卒業生の就活セミナーを行なったとき、ゲストで来てくれた卒業生の一人もこの大学の出身でした。今は、ブリジストンで海外とやりとりをする部署で仕事をしています。「とても面倒見がいい大学だから後輩にも勧めたい」と言っていました。