特別講座「プラズマと未来のエネルギー源」
昨日の続きです。研究室にいる卒業生も来てくれました。
以下、担当の荒井からの報告です。
2日目は、「プラズマと未来のエネルギー源」というテーマで行われました。大学生が半年かけて作り上げたという装置を使って、人工のオーロラを見ました。
プラズマの研究の発展により、太陽で起きている核融合を地球上で起こす研究も進んでいます。現在、ITERと呼ばれる核融合装置の建設が始まっており、将来のエネルギー源として期待されています。
さらに、卒業生に物理学科とはどのような学科なのか説明をしていただきました。まだ進路については漠然としか想像できていないようですが、理系に対して、前向きな気持ちを持てるようになったようです。
生徒の感想を一部紹介します。
◆オーロラが一番印象に残っています。紫一色もきれいでしたが、生で実物を見てみたいと思いました。
◆プラズマはとても身近なロウソクや蛍光灯にも見られるものであり、核融合するときに使われることが分かりました。
◆プラズマを閉じこめておける容器がどのようなものか、見てみたいです。
◆私が大学生になったら、どのような分野に行っても自分の興味の持ったことを調べたいです。(写真:ロウソクの炎もプラズマであることを確かめている様子です。)