特別講座「遺伝子タイプ」
早稲田大学のご協力でおこなった理科の特別講座のご紹介です。担当の浜谷からの報告です。
早稲田大学先端化学・医療融合研究機構の石井義孝准教授をお迎えして、特別講座を開講しました。
講座内容は、「遺伝子タイプを調べよう~あなたはアルコールに強いか?弱いか?~」と題し、髪の毛から遺伝子を抽出して分析することで、アルコールに対する体質が分かるというものです。 大学の実験さながら、班で1つの実験をするのではなく、最初から最後まで、個々が全ての操作をしていく必要があったため、皆、より真剣な姿勢で実験を行っていました。一通りの工程を追え、自分の遺伝子を目にしたときは、とても興奮していた様子です。また、大学でないと使えない実験器具を手にすることができ、「かっこい~」と口々にしていました。 当日の実験指導のTAは、現役の大学生・大学院生が担当してくださり、進路をいろいろと考えている高校1年生にとって、大きな刺激になったようです。なかには、「こちらの研究室の方は、就職先はどのようなところが多いのですか?」と質問している生徒もいました。1週間後には、早稲田大学の研究室に受講者全員で伺い、抽出した遺伝子の分析実験を行います。いよいよ、自分のアルコールに対する強さが分かるとあり、皆、楽しみなようです。しかし、強いと分かっても、アルコールは20歳からです。