TSUTAYA役員会でプレゼン
中3の企業コラボ授業の締めくくりで、代表3チームがTSUTAYAの役員会で「いきたくなるTSUTAYA」のプレゼンをさせていただきました。
本社につくと、物怖じしないうちの生徒もさすがに緊張の面持ち、メモをみてブツブツと自分の分担を暗唱しています。近寄っていって、「プレゼンで一番大切なこと知ってる?『伝えること』つっかえても忘れてもいいから伝えることだけ考えてれば大丈夫」というと、シラ~として「先生、それが一番難しいことなんじゃないでしょうか。」(失礼しました。)
準備が整って、いよいよ会議室へ。拍手で迎えていただきました。制服姿の中学生をみてびっくりなさる方も。
(あとで、「今日、こんな企画あるなんて知らなかった~、こっちが緊張した」とおっしゃってました。)
3チームとも、クラス代表→学年代表と勝ち残ってきただけあって我が生徒ながらよくできていて感心。これまでの授業でTSUTAYA社員の皆さんからご指導いただいていたのでプレゼンも上手!ターゲットとかサード・プレイスとかいう言葉も普通に使っていて思わず笑ってしまいました。
(これまでご指導頂いた社員の方が我が子を見るようにじっと見守ってくださってました)
プレゼンが終了したとたん、役員の皆さんから「ここから選ぶのむずかしいなぁ~」とのため息が。投票の結果、優勝はEクラスの「スタイリッシュTSUTAYA」になりました。
(自分たちでロゴまで黒地にシルバーで作り替えてあって、赤面しました。)
木村社長からそれそれのチームについて一つ一つ講評していただきました。「会社のコンセプトをよく理解している、これは気づかなかったから取り入れたい、パワーポイントに何枚中何枚目とちゃんと書いてあって、こうした配慮は大人でもなかなかできない」と細かいところまでほめていただき、子供達はニコニコ顔でした。
優勝チームのご褒美は増田会長とのランチです。
増田さんはランチ中もホワイトボードに書きながら子供達に色々教えてくださいました。
「プレゼンの極意、小さな出来事から視野を広げる発想法、写真にきれいに撮られる秘訣、等々。」
こんな話も。
「社会人になったら会社は選べても上司は選べない。上司がきらいでもやめてはいけない。そこを耐え、つらさを知った者がいい上司になれる。」
学校生活の中でもたくさんの試練に出会い、大いに悩み、成長してほしいです。
以下は、増田さんの社内ブログから拝借した感想です。
「1時間ほど雑談をしたけれど、とてもしっかりしていて
日本の未来は明るい!と感じました。
漆校長先生曰く、自分の可能性を広げることができるような
生徒を育てたい、との思いが生徒を見て納得できるほど
いい学校だと思ったし、こんな企画に中学生の時代から
参画できる彼女たちは幸せだと思いました。」
本当に、生徒達は得難い経験をさせていただきました。この学びをいつか社会に還元してくれる日が来ることを願っています。
TSUTAYAのみなさま、お忙しいところ何度も学校にお越しくださり、長期にわたってのご指導ありがとうございました。