2007/1/13 土曜日

4年生のクエストプログラム終了しました

カテゴリー: 28プロジェクト:社会 — 漆 @ 12:00:00

246.jpg6月13日の日記でも紹介しましたが、4年生では総合学習と情報の授業を連携させて6つの企業(全日空・野村證券・日立製作所・積水化学工業・吉野家ディー・アンド・シー)からのミッションを解決していく、というプログラムを行いました。

写真は最終プレゼンの模様です。私も後ろで見ていたのですが、生徒のユニークな発想には思わず笑ってしまいました。例えば・・・・

◆野村證券へ提案の「のむらんど」テーマパークで遊びながら自然と証券の仕組みが分かるような様々な工夫がしてありました。

◆吉野家へ提案の「家族で来店できる新発想の店舗」は、個食・孤食の問題から発想して家族団らんはやっぱり鍋→家族水入らず、小さな子供がいても回りに気を遣わず過ごせる個室→具材が回転して各個室の窓から取れる回転鍋屋???

◆ANAへ提案の「ANAセレブ」エステや美容院はターゲットが20代以降だが、大学進学で地方から上京する女子高生はデビューに備えてきれいになりたいはず!そこで、そんなニーズに応えて若年層対応、きれいになる旅プランはどうか?

等々・・・荒唐無稽?な提案が続きました。プレゼンがまた寸劇あり、資料の工夫ありでツカミもばっちり。こんな説得力あるデーターどこからもってきたんだろう?と思うような提示もあり、情報検索の力もだいぶついてきたようです。

各企業から社員の方もいらして審査に加わってくださいました。プロの目から見ると他校にない本校のユニークな点は、「対象の絞り込みができている」ということだそうです。
企業とのコラボ、起業家プログラムなど様々な体験を通して少しずつ、対象者や場面をイメージして企画を考える力が自然と身に付いているのかもしれません。

最終的に6つのチームが代表に選ばれて、昨日、全国大会へ応募しました。一つでも決勝まで進めればいいのですが・・・・。

このような様々な取り組みを通して、生徒達はプレゼン力、情報活用力等のスキルに加え、チームで一つのものを作る協調性、コミュニケーション能力などの社会を磨き、将来自分がどんな仕事につき、どのように社会と関わって生きていくのかを考えつつあります。

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