2015年4月15日

特別講座(ダイソン問題解決ワークショップ)

Filed under: 社会 — 漆 @ 5:45 PM

*ブログの作成用のツールが新しくなったので、昨日、一昨日のものがアップされていませんでした。あらためて更新しましたので、昨日のものもご覧ください。

今朝は雲一つない青空でした。気温の差が激しいためか、二週間前に引いた風邪がまだ残っています。みなさんも体調管理に気をつけてくださいね。

玄関に立っていると、1年生がこちらまで近づいてきて「おはようございます!」と元気に挨拶するのがかわいいです。

「職員室はどこですか?」「会議室Aはどこですか?」「靴下はどうやって買えばいいですか?」といろいろと質問してきます。まだどれをおいていったらいいか要領がつかめず荷物が重そうですが、早くなれるといいですね。

今日は、3年生のデザイン思考の授業の第1回目。外部から17人の方にお越しいただきワークショップを行いました。

デザイン思考は様々なところに活かされています。昨年度行ったダイソン特別講座もそうでした。担当の白石からの報告です。

特別講座「ダイソン問題解決ワークショップ」を3回に渡って実施しました。
【2/7(土)第1回】
ダイソンのサイクロン掃除機を分解しながら、その仕組みとデザインを学びます。

女の子がこのような作業にどの程度興味を示してくれるか心配な部分もありましたが、みんな楽しそうにやっていました。
分解が終了し、今度は組み立てに移ると、私の説明を待ちきれない様子なので、自力でやってもらうことにしました。
…しかし、みんなテキパキと組み立てていきます。
借り物の機会が破壊されることもなく、無事に終了(笑)。ほっ。
後半は、学校内での問題発見です。学校内で困っていることや、不満に感じていることを見つけます。
それをグループで一つにまとめて今回は終了。

【2/13(金)第2回】
前回は、ダイソンサイクロン掃除機の分解と組み立て、日常の問題・不満を見つけてグループごとにまとめるところまででした。今回はまず、ダイソンの方からの講義です。「デザインエンジニアとは?」

エジソンや本田宗一郎などのエピソードも登場し、生徒達も興味深そうに聞いていました。
エンジニアというと、汚れた作業服を着てネジをしめているイメージ(生徒より)のようですが、ダイソンで働く若い女性のエンジニア像は生徒達にとって衝撃だったようです。
次に、グループに分かれて問題発見→解決案の作成です。
ここで、ダイソンの方のご提案で、学年ごとにグループ分けしていた生徒を、シャッフルして組み直すことにしました。
社会に出てからの問題解決に、同じ年齢の友達同士で取り組むとは限りません。むしろ、異なる年齢や異なる出身者同士となることの方が多いでしょう。最初だけ緊張の様子も見られたものの、すぐに打ち解けて話し合いを進めていました。
各グループ試作品のスケッチを描いて終了。

いよいよ、次回は試作品を作成し、それをダイソンの外国人エンジニアへ向けてプレゼンをします。
プレゼンに一部英語を交ぜてみようということにもなりました。

【2/20(金)第3回(最終回)】
第1回は、サイクロン掃除機の分解と組み立て、日常の問題・不満を見つけてグループごとにまとめました。
第2回は、ダイソンの方からの講義、グループに分かれての問題発見→解決案の作成をしました。
そして、今回はダイソン英国人エンジニアの方にお越しいただき、講義をしていただいたあと、グループごとに問題解決のための商品のプロトタイプを作成です。

途中、羽無し扇風機の仕組みをエンジニアから直接教わるグループも。
何と贅沢な!

最後にプレゼン!

エアコンの風の当たり方が場所によって異なることを問題点とし、それを解決するための商品!
既存の傘の水切りを更に発展させた商品。折りたたみ傘用が斬新!
空飛ぶ掃除機!?高いところまでこれさえあれば掃除が出来る!
伸縮自在の机!足が伸縮するだけでなく、引き出し部分も必要に応じて折りたためるアイディアが秀逸!

審査の結果、エンジニアの方は机のグループを最優秀賞に選ばれました。
プレゼンは、すべての班が英文で考えてきました。中には、日本語ゼロの班も!エンジニアの方が通訳なしに、直接生徒のプレゼンを聞いてうなずかれていました。ダイソンの方もとても感心されていました。
私も授業の冒頭の挨拶を英語でやりました。生徒に説得された感じでしたが(笑)、英語を勉強すると宣言したからにはやらねば!と挑戦してみました。

最後は記念撮影。

本校では総合学習の中でデザイン思考授業を行いますが、紙面で終わらせるのではなく、実際に3Dにしてみることは非常に意味があるのだと強く感じました。
それをダイソンのエンジニアに話していただくことで、より説得力がありました。
次年度以降も何らかの形で継続して実施出来たらと思っています。