④教科イチ押し【みずほ銀行品川支店】
今日は、高等部は追試日。午後、「触れる地球」の特別講座を行いました。
3年生がさきほど、修学旅行から戻ってきました。無事到着でほっとしました。
*ペッパーアプリ開発講座の記事の後半が公開となりました。
さて、イチ押しの続きをご紹介します。引率の権藤より以下報告です。
青物横丁駅から品川方面に戻って10分くらいのところにある、みずほ銀行品川支店を見学してきました。
最初は銀行の社会における役割について支店長様にお話をいただき、その後は用意していただいたレジュメを見ながら、銀行の具体的な仕事の内容や職種、また生徒自身が将来を考える上でのヒントなどをお話しいただきました。そしていよいよ施設見学です。まずは、普段は絶対に入れないATMコーナーの裏側や金庫室を見学させていただきました。金庫の分厚い鉄の扉に感心していると、職員の方が本物の1億円の束を持ってきて、2人ずつ持たせていただきました。その後も外国為替窓口や証券のフロア、貸金庫などを見学し、最後は業務体験として、銀行員の必須技術である札勘定のテクニックを教えていただきました。普段窓口業務をしている方3名が来ていただき、きちんと見本が見せられなかったらどうしようと言いながらも、職員の方は鮮やかな札勘定を披露していただきました。それを見てすぐに習得できる生徒から、何度お札を操っても全く札束が広がらず諦めモードの生徒まで悲喜こもごもでした。
最後は質問コーナーで、銀行員になった動機や、なぜみずほ銀行を選んだのかなどの質問から始まりました。そして職員になった場合の育児休暇や転勤、勤務時間のことなど、だんだん具体的な質問になっていきました。中には、銀行強盗にあったことはあるのかなど、職員の方々を困らせるような質問もありましたが、一つ一つ質問に、それぞれのお立場から真摯に答えていただき、生徒も熱心にメモをとっていました。最初からずっと案内していただいたある女性は、偶然にもその日が品川支店での最終勤務日で、来週からは長年希望していた海外勤務だというお話もありました。その中で私が感じたのは、お話しいただいたどなたも、銀行が社会で果たすべき使命を強く認識しており、内部で緊密なコミュニケーションをとりながら、顧客にどうしたら喜ばれるかを真面目に考えられていると言うことです。このような真剣なお話を、現場の方から聞けたことが、今回の最大の収穫だったのではないかと思います。
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