活け花の授業4回目
活け花の授業4回目です。
今日はチームを作って合作です。まず、みんなでテーマを決め、それをどう表現するか話し合います。そして、その構想に基づいて協力して活けていきます。
今日の花材は季節らしく桃の枝が中心。グリーンのモンステラ、白いかすみ草、ピンクのストックも。 | |
枝はまっすぐにさすのではなく、花瓶の中に斜めに止めて空間に広がりを作ります。枝の形を思いどおり変える「折り矯め」という技術も教えていただきました。 | |
どうする?と、みんなで話合いながら協力して活けていきます。 | |
大きな作品ですが、少しずつできあがってきます。 | |
先生も各チームを回ってアドバイス。 | |
完成しました! | |
最後に感想を聞くと、「みんなの意見を合わせなくてはならないので、自分一人で活けるより難しかったけれど、楽しかった」と、チームビルディングの達成感を体験できたようでした。 |
活け花は伝統ある日本文化。四季を感じ、植物を愛で、自分の内面を見つめて表現していきます。
活け花をしてから、通学路の草木が目に入るようになったという子、授業を経験してから家でもお花の水を替えてくれるようになりましたというお母さん。このように、この体験がすぐに生る子もいれば、心の奥に種が蒔かれてずっと先に花が咲く子もいると思います。
でも、蒔かない種は咲きません。いつか一人一人の生徒のなかにこの日の授業が開花してくれることを楽しみにしています。
活け花は花、はさみ、器と現地の道具でまかなえる披露しやすい日本文化でもあります。来年の就学旅行のステイ先でも披露できるといいですね。
*文化祭起業体験プログラムのサポート委員になっていただけるご家族の方を募集しています。今日、お子様に案内を配布しました。経営や会計の知識、経験をお持ちの方、是非、ご協力ください。