2019年8月9日

未来から逆算する進路選択

今日はミニ説明会と見学会を追加で行っていました。暑い中ご家族でお越しくださりありがとうございました。生徒達は今週、合宿に出かけているクラブもあり、お盆休みを前に静かな校内です。

昨日は、清水建設とミーティングをしたのですが、同行してきた若い女性社員を見てびっくり!卒業生です。今、現場にも新入社員の研修で卒業生が一人入っているのですが、その子より2年上で、オークランド大学に留学し、修学旅行中にも尋ねて来てくれた記憶があります。どうしてこの会社に?と聞いたら、「在学中、先生から縁を大切にと言われたことがきっかけです」と。大学の時、清水建設の奨学金で、中学の修学旅行で親しみをもったニュージーに留学ができ、その後、会長からお声をかけていただき、このご縁を大切にしようと入社を決めたそうです。文系で、社会学系の研究をしていたそうです。建築会社に就職する女子には理系のイメージを持っていましたが、改めて、企業内には様々な専門性を持った人が活躍する場所があるんだなぁと実感しました。

そして今日は、9月に講演を頼まれている東京海上日動の方と打ち合わせをしていたら、その部署にも卒業生がいるとの話題が。「本当にしっかりしていて積極的」とのお話で、お世辞もあるでしょうが、卒業生が頑張って仕事をしている話を聞くと本当にうれしいです。

生徒の未来には、それぞれの個性を活かす仕事があり、その仕事に就く専門分野を磨く場所としての大学があります。

この写真は先日遊びに来た卒業生が「今日買った」という本。傾向が面白かったので、袋の中の写真を撮らせてもらいました。常に専門性を磨くアンテナを立てているのだなぁと感心。

私達は、生徒の未来から逆算する視点で28プロジェクトを実践し、大学も名前でなく学科で選ぶようにと伝えています。そのためには、志望校を決める前に講義内容や方針、設備など詳しく知っておく必要があります。そこで、毎年、以下のような取り組みをしています。

 

↓これは、大学出張授業。大学の先生方にお越しいただき、実際にどんな講義が行われているのかを体験します。これがきっかけで学校を選ぶ子も出ています。この様子はシリーズで詳しくお伝えします。

↓こちらは、大学入試説明会。同日に行われるもので、様々な大学から職員の方にお越しいただき、少人数でインタラクティブに説明を受けるイベントです。今年は、次の大学からお越しくださいました。

青山学院大学・学習院大学・北里大学・駒澤大学・芝浦工業大学・上智大学・昭和大学・昭和女子大学・
成蹊大学・成城大学・専修大学・中央大学・津田塾大学・東京女子大学・東京農業大学・東京理科大学・
東邦大学・東洋大学・日本大学・日本女子大学・法政大学・明治大学・明治学院大学・立教大学・早稲田大学

夏休みの間にオープンキャンパスに行っている子も多いと思います。中学受験のときもそうだったと思いますが、実際に、自分で足を運んで学校を見ることが、将来につなげる進路選択にとって大切です。そして、それをきっかけにモチベーションが上がったという話しもよく耳にします。

夏休みという時間を活用し、普段は行けないところに行ったり、マルチタスクで忙しい品女生活の中で、ゆっくりと自分と向き合う時間を持ったりしてほしいと思います。

*コラボ中のグリコさんのHPに生徒のインタビューが載りました。

https://www.glico.com/jp/enjoy/contents/17iceshinajo/