生徒企画の特別講座「未来の扉、一緒に開こう。」
こちらも生徒が企画した特別講座担当の様子です。最近は、在校生がNPOを立ち上げたり、こうした講座を主催したりと、起業体験や、CBLなど課題解決型プロジェクトを継続して行うものも目立ってきました。こうして、アントレプレナーシップのある女性が育ってくれることをうれしく思います。
担当の丸山より報告します。
2月9日(土)、生徒企画の特別講座「未来の扉、一緒に開こう。」が、JSBNの皆様と麻布高等学校のご協力のもと開催されました。 本校では、一昨年から毎年JSBNにご協力いただき、特別講座を実施しております。今年度は、麻布高等学校と共に企画・運営を行い、初の男子校・女子校共催の特別講座となりました。
今回の講座の目的は主に2つ。1つは「自分のキャリアを考えてみること」、もう1つは「男性・女性が性別に関係なく、自己実現できる社会について考えること」です。男子校・女子校共催という特徴を最大限活かし、自分のキャリアを考えるだけではなく、男女それぞれの視点から女性の社会進出について考え議論する場にしたいという生徒たちの思いが込められています。
この目的を達成するために、社会人・大学生による講演やグループワーク、ブース形式の座談会を行いました。 自分の好きなことや将来の夢をイキイキと話す生徒たち。 自分の話を真剣に聞き、親身になって考えてくれる大人や、「将来について真剣に考えたい!」という思いを持って集った参加者との出会いを通して、普段はなかなか意識することのない、自分の内に秘めた思いに気づくことが出来た生徒もいたようです。会場全体が熱気に包まれていました。
グループワークで使用したえんたくんには、生徒たちの夢や希望がつまっています。 講座の最後に行われた全体共有の時間には、「将来の夢は、極力早く明確に決めなくてはいけないと思っていたけれど、すぐに決める必要はないと感じた」、「自分以外の考えに触れることで視野が広がった」などの感想があがり、生徒たちの心を動かす貴重な時間となったことが伝わってきました。
これから先、生徒たちが将来について考えるときに、今回の講座で感じたこと・学んだことを思い出し、前向きに明るい未来を切り開いていってほしいと思います。