⑫大学出張授業(東京農業大学農学部)
大学教授出張授業の続きです。担当の平川(健)からの報告です。
東京農業大学農学部農学科の藤沢弘幸先生にお越しいただき、「果樹の生育と結実」についてご講義していただきました。
まずは、東京農業大学のキャンパスや農学部のカリキュラム、先生のご専門が果樹であること、などについてご説明いただきました。その後、「果樹栽培論」についてお話しいただきました。果樹によって花芽の着く位置が違うので、選定する(余分な枝をきる)ときに注意が必要である。例えば梅はどれを切っても大丈夫だが、柿の場合は先の方にしか花芽ができないので先を切ってはいけない、など。またブドウは、限られたスペースでコンパクトに栽培することが可能なので、自分たちで栽培するとしたらおすすめである、ということでした。大学ではこういうことを座学で学び、その後学んだ知識を実習で活かしている,ということでした。
また農学部に関して、先生からの注意点として「農家になりたいから農学部」というのは間違いである、というお話もしていただきました。農業をやっている会社は最近増えてきたが、現状ではあまりないので農学部を卒業しても農家になれるわけではない、とのことでした。
農学についてもそうですが、大学についても色々なお話をしていだき、生徒にはいい刺激になったと思います。
*本校でユニバーサルマナーの講習をしてくださっている垣内俊哉さんが、昨日の日経夕刊で大きく取り上げられました。大阪版なので、のちほど、図書室に掲示してもらいます。