未来から逆算したライフデザイン教育
本校では、女性の人生のターニングポイント28歳をイメージして未来から逆算したライフデザイン教育を行っています。
3学年では毎年、卒業生に大学入試や大学生活について語ってもらう懇談会を行っています。(以下は、主任の神谷より)
進路について考えるきっかけを提供する企画を行いました。大学1年生の卒業生8名を招いての懇談会です。大学とはどんなところか、中学3年生の頃はどのように過ごしていたか、進路につながるヒントはどのようなところから得たか、在校生へのメッセージ、というようなことを話してもらい、質疑も行いました。自分たちが入学した時の高校2年生ですから、ちょうどクラブの部長さんなど指導的な立場にいた方々です。私たち教員が話すより、生徒の皆さんははよく聞いていたのではないでしょうか。朝早くから後輩のために来校してくれた卒業生の皆さん、ありがとう。
スーパーグローバルスクールのプログラムとしても、社会に目を開くイベントを行っています。
この日は、NPO法人 UPTREE 代表理事 阿久津 美栄子 様と、株式会社 Join for Kaigo 代表取締役 秋本可愛 様にお越しいただきました。
テーマは「介護への新たな挑戦~起業への思い~」。SGH校をはじめとする他校の先生方、本校保護者、生徒、受験生の保護者の方などたくさんの参加者がありました。 |
前半はお二方の講演 | |
後半、私とのディスカッション | |
質疑応答もしていただきました。 |
この後、秋本さん主催のイベントに生徒が参加したそうです。
この日は、元駐米大使の藤崎一郎先生にお越しいただきました。
豊富な海外経験からのお話。世界共通の課題について語れることの大切さを感じました。 |
|
後半は、会場の質問を私がまとめてディスカッション。 |
人口減少が進む日本の中で、女性の果たす役割はますます大きくなります。親世代が見たこともないような仕事に子どもが就く時代です。世界との交流も益々広がるでしょうし、自ら仕事を創り出すことも必要になってくるでしょう。(以前、スェーデンから起業教育の視察があり、先方では、雇用を国が満たせない時代に向け、起業教育は必修だそうです)そんな新しい時代に向け、未来にアンテナを立て、中高時代にしっかり準備をできるような環境を提供していきたいです。