夏期講習3期です
ただいま夏期講習の第3期です。各教科がさまざまな講座を開いています。
私は「ステップアップ古文」という4年生の講座を担当しています。
前半は『宇治拾遺物語』『十訓抄』を使って、文法や古文常識を学習しました。
明日は『枕草子』で、その後『とりかえばや物語』です。
教科書にない話でおもしろいものを探してきてテキストにしているのですが、
その選択のポイントは「登場人物が生き生きしていること」です。
「あるある」「いるいる」というのもいいですし、「そんな人いるの?」でもかまいません。
本格的読解への入門期ですから、より深い興味を持つきっかけにしてもらいたいと考えています。
普段の授業は、4年生の4クラスの古文を担当していますが、
「千年も前の話なのに、登場人物を身近に感じて気持ちを察することができる。なんて楽しいことだ」
というようなことをいつも言っております。
「そもそも、そんな昔の話がいま現在まで伝わっていて、目の前にあって読めるという事実だけでもすばらしい!」とも。
最後は「古文を勉強しましょう!」となるのですが「受験に必要だから」と言うよりはいいと思っています。
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遅くなりましたが、私立学校展において、ブースに来ていただいた方、資料を持っていってくださった方々、ありがとうございました。今後も、学校説明会や文化祭、オープンキャンパスなどがございます。ぜひ学校にいらしてください。 広報部長 平川